名古屋市中村区のきもの美濃幸 、
3代目若だんなです![]()
約1年前の2013年の10月、
ある方の紹介から、京都の問屋さま巡りの合間を見て伺った、
誂え足袋専門店「植田貞之助商店」さま。
その時のブログ→御誂え足袋専門「植田貞之助商店」へ♪
足首から足の幅、甲の高さ、親指の太さに至るまで、
かなり細かいところまで寸法を採ってもらい、
すべて手作りで作るので半年以上はお待ちください。
との植田さんの言葉に楽しみな心を乗せて待つこと8カ月。
6月の中旬に、楽しみにしていた足袋が仕上がって来ました![]()
今日のブログは、
この2ヶ月間、植田さんの足袋を履いてきた感想をまとめてみます![]()
まず第一の感想として、「気持ちが良い」という事。
昨年10月のブログでも書きましたが、
植田さんの誂え足袋は、
自分の足に100%フィットした寸法で誂えるため、
指の先や甲の上などに余分な隙間がまったくありません。
このフィット感あるが故、
既製品を履いた時に必ず出来るシワがまったく出来ず、
足袋のかたちがとても綺麗に出来る理由となっています。
このフィット感は、
先に書いた既製品の足袋では絶対に味わう事が出来ない感覚で、
人によっては、また慣れないうちは、
窮屈な感覚を覚える方もいるのかも知れません。
若だんなの感覚で表現すると、
「足の皮がもう一枚出来た。」様な感覚で、
フィットはすれども、窮屈で苦しい感覚ではなく、
ただ、
とても暑い日や、ゆーーったりきものを着たい時には、
シワは出来るけど、少し隙間のある既製品の足袋の方が楽かも![]()
要は、TPOに合わせて履き分ければ良いのだと思います。
植田さんが作られる御誂え足袋は、
ご本人も仰っていましたが、
祇園や上七軒の御座敷で活躍されている舞妓さんや芸妓さん、
または、
日本全国の茶道や日本舞踊のお師匠さんといった、
畳の上で足袋をお召になる方ばかりだそうで、
そういった方々からすれば、
大切なお客様の前でお仕事をされる際には、
きちんとした足袋を履いておもてなしをしたいのが本音。
物事をよくご存じの方ほど、
足元をご覧になる事が多いので、
植田さんが誂える足袋は、好んで履きたい足袋のひとつなのでしょう。
余談ですが、
私もお客様のお宅へ訪問する際は、
必ず、新しい足袋を履いていく様に心掛けています![]()
座敷の上がらせて頂く事もあると、
汚い足袋では申し訳ないですし、
あるお客様の場合など、
「綺麗な足袋ね。 奥さんに洗ってもらっているの?」
などと、
しっかりとご覧になっている事もしばしばあります![]()
履物を大切にする。
脱いだら揃える。
綺麗な足袋を履く。
これらの事は、
商売柄だけでなく、とても大切な事だと日々感じています。
そして本題に戻りますが、
履き心地と共に、他の足袋と違うところが、「耐久性の良さ」。
若だんなの場合、
通常1週間を4足の足袋をローテーションしながら履くのですが、
植田さんの誂え足袋はまったく解れる気配がありません。
1週間で約1.5日、1カ月で約9日、
この2カ月で約20日間ほど履き続けてのですが、
裏の汚れはともかく、
親指の先や踵の内側部分など、
他の足袋なら生地が弾けて解れかかってしまう箇所が、
まったくと言っていいほど無事なのが、2ヶ月間経っての現状です。
※使用中の汚い足袋を載せまして、大変申し訳ございません。
少しでもご参考になればと思います。
この感じだと、1年以上は余裕で持ちそうな感じ。
ちなみに若だんなの場合、
他の足袋(名前は出せないので、値段で言うと3500円位の品)だと、
半年から8カ月くらいで履き潰してしまっています。
植田さんの誂え足袋は、
一足当たりだと6000円(税抜)しますが(注文は6足単位)、
このサイクルで考えたら、
ランニングコスト的には誂え足袋の方がお値打ちになります。
あとは、その方の使用頻度とTPO次第といったところです![]()
そして最後に、嬉しいおまけ![]()
コハゼの部分に自分の名前を入れて頂きました![]()
足袋をどこかで脱ぎ捨てる事はないですが、
「自分だけのもの」という特別感は、何とも嬉しいもの![]()
大切に履き続けていきたいと思います。
今のところ、仕上がってきたのは2足で、
残りの3足は、履いてみて違和感が無かったら誂えて下さるとの事。
今夏は快適に過ごせましたし、
恐らく、冬の寒い季節の方が心地良く履く事が出来ると思うので、
これからも足元のおしゃれを楽しんでいきたいと思います![]()
植田貞之助商店HP→御誂え足袋専門「植田貞之助商店」
名古屋市中村区のきもの美濃幸 、
3代目若だんなでした![]()
最後までお付き合い下さり、ありがとうございました![]()




