苧麻の角帯を水洗いする。 | 愛知県名古屋市の着物屋 きもの美濃幸 3代目若だんなの徒然日記

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名古屋市中村区大門商店街にある
きもの美濃幸 ラ・クロシェット
の日々の徒然です!

名古屋市中村区のきもの美濃幸

3代目若だんなですニコニコ



休日のひとときは、

一週間使ってきた長着や長襦袢の水洗いを、

せっせとするひとときになる事が多い、これからの季節。



今日も、木綿のきものを洗い、長襦袢を洗い、

また明日から気持ち良く袖を通せる様にしていましたチョキ



先週頃から結び始めた夏の角帯「苧麻(からむし)の角帯」。



昨年ご縁を頂き、

その色と涼しげな風合いが気に入り、


綿麻のきものから小千谷縮まで、

どんな着物にも合わせて楽しませて頂いた一本でしたアップ



ところが一年経ち、

結び始めてみると、その風合いと結び心地が「!?」な感じショック!



妙に滑るというか、無駄な張り感があるというか、

気が抜けてしまった様な風合いになってしまっていましたダウン



その価格以上の楽しみを、この帯からはもらったので、

新しい帯を買うのも良いのですが、


使い込んで自分らしく着こなす。


事を着物を着る時の心情としている若だんな。



という訳で、

再度麻(苧麻)の風合いを取り戻すべく、水洗いを敢行しました!!



帯を結び続ける事によって伸びきった繊維が、

水に通してシャキッとした風合いに戻る事を願い、


また、夏の汗と湿気によって付いてしまった、

余計な折りシワや結びシワが取れる事も願いつつ、


愛情込めて水洗いですアップアップ



少し(かなり!?)色が抜けた感じですが、

水洗い後の風合いは、元の張り感が戻った感じニコニコ



明日には乾いていると思いますので、

また仕上がり感をレポート出来ればと思いますチョキ



普段着のきものは、

こうして自分で洗い、解れた所を縫う事によって、

益々、そのきものや帯に対する愛情と愛着が深まっていきます。



一つのものと長く付き合う」という楽しさがあります音譜



あくまでもすべて自己責任の所ですが、

皆様も自分らしい着物との付き合い方をお探し下さいませアップ




名古屋市中村区のきもの美濃幸

3代目若だんなでしたニコニコ


最後までお付き合い下さり、ありがとうございましたダウン

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