名古屋市中村区のきもの美濃幸 、
3代目若だんなです![]()
長野生糸産地勉強会の続きです![]()
宮坂製糸所さまでは、
1で書いた、諏訪式・上州式繰糸機以外にも、
オートメーション化された、
自動繰糸機を使って、生糸を造っています![]()
上の写真が、その自動繰糸機![]()
自動繰糸機は、
諏訪式が発達してオートメーション化した機械。
中国やブラジルで、
大量生産されている生糸のほとんどが、
この自動繰糸機で作られています。
大量生産する場合、
この自動繰糸機を使い、
一度に100セットほどの繰糸をするそう![]()
宮坂製糸所さまでは、
こまめな品質管理をする為に、
職工さん一人につき15セット×2名=30セット
の小ロットで製糸をしていらっしゃいました![]()
する事は、
基本的に、先のブログで書いた諏訪式繰糸機と同じ![]()
まず、
繭を煮て糸を取りやすくします![]()
すべて機械管理しているので、
その時の繭の状態に合わせて、
煮る時間、煮る温度
などを、
細かくセットし、あとはボタンを押すだけ![]()
そのセッティングに合わせた条件で、
繭を煮て、別のトレーにまで移動をしてくれます![]()
その煮上がった繭を、繰糸機へ移動します![]()
その繭は、
稲穂で作られたほうきの様なもので撹拌され、
表面に毛羽立ちを持たせます![]()
そこから、
また自動的に、
本格的に製糸をする機械のもとへ移動
手前のお湯の部分にある繭は、
順番に奥のお湯の部分へと移動をしていき、
そこから自動的に糸が引き出されながら、
上のボビンの様な所へと巻き付けられていきます![]()
今回拝見していた時の繭は、
とても品質に拘って造られた繭だったので、
9粒の繭から、一本の糸を引き出していました![]()
先にも書いた様に、
宮坂製糸所さまでは、
大量生産の糸とは違い、
小ロットで、徹底した品質管理をしています![]()
繭が浸かっているお湯も、
こまめに変え、
不純な色が生糸に付かないようにされていたり、
一台の機械で作る糸を、
職工さんの目が行き届きやすい本数に制限し、
ちょっとした糸質の変化も見逃さない様な、
努力と工夫を凝らしていらっしゃいました![]()
今、
きもの業界で流通している生糸のほとんどは、
大量生産された、中国とブラジルで作られた生糸です。
ただし、
そのすべてが安価で低品質のものではなく、
高品質で製糸されたものも沢山あるという事も事実です。
そうした外国製の生糸に押されている、
国内の製糸業ですが、
宮坂製糸所さまは、
岡谷の糸が世界に流通していた時代の誇りを持って、
他とは違う、
宮坂製糸所だから出来る糸造り。
に拘られて、
日々努力を重ねていらっしゃる様に、若だんなは感じました![]()
生糸を造る製糸業は、
日本の歴史と伝統の中でも、とても誇り高き職業です。
そうした、
古来からの想いや伝統を知る事によって、
宮坂製糸所さまの様に生糸を造る方々が、
益々元気に誇りを持って糸造りをされ、
そして一人でも多くの人が、
前向きに携われる様な製糸業になればと、若だんなは思います![]()
宮坂製糸所さまをあとにし、
次は少し南、駒ケ根へと移動です![]()
次のブログでは、
繭が出来るまでの養蚕の現場を、書いていきたいと思います![]()
続きもお楽しみに
名古屋市中村区のきもの美濃幸 、
3代目若だんなでした![]()
皆様からのクリックに感謝します![]()









