名古屋市中村区のきもの美濃幸 、
3代目若だんなです![]()
先週一泊二日で参加した、
沖縄産地勉強会
産地勉強会の様子はこちら![]()
前回の続き、
きものファンの皆様にも、
沖縄と言えば真っ先に思い浮かぶ、
玉那覇先生の紅型工房を訪問させて頂きました![]()
当初、
読谷山の工房を伺う予定だったのですが、
新作を制作中で邪魔が出来ないという事で、
首里の工房を訪問させて頂きました![]()
工房の中では、
九寸名古屋帯を中心に、
新作の制作が行われていました![]()
紅型とは、
突き彫りされた型紙を使い、糊を置き、
柄部分の彩色に顔料を使い、手挿しで色を挿したもの
の事を言います![]()
14世紀から15世紀にわたり、
大陸から来た柄や、本土から来た友禅の染色技法などが、
沖縄の地で出逢い、その風土に合わせて出来あがった、
伝統技法です![]()
本土の友禅の様に、
季節感のある柄は少なく、
先に書いた大陸的な大らかな柄であったり、
沖縄の海や空を思わせる様な独特の世界観が、
きものファンのみならず、多くの人の心を惹き付けます![]()
紅型は、
多くの工程を経て、
一枚の作品が出来あがります![]()
①図案→②型彫り→③型置き→④豆引き→⑤色挿し
⑥隈取り→⑦蒸し→⑧水元→⑨糊ふせ→⑩地染め
⑪蒸し→⑫水元
伺った時、
ここの工房では、
④豆引き、⑤色挿し、⑥隈取り
を、中心に仕事をされていました![]()
下の写真は、④豆引きの様子![]()
豆引きとは、
大豆の絞り汁を生地に引く事で、
大豆のたんぱく質が顔料の定着を促す役目があります![]()
下は、
その工程が終わった生地![]()
そして、
この生地に、
紅型独自の顔料を挿して行きます![]()
手に2本の筆を持ち、
一本の筆で顔料を挿して行き、
もう一本の筆で、
その顔料を生地に刷り込んでいきます![]()
顔料は染料と違い、
生地に刷り込む事で、色が浸透していきます![]()
下の写真は、
隈取りを行っている様子です![]()
隈取りに使われる筆は、
人毛(それも若い女子
)から作られた筆を使います![]()
動物の毛では、
硬すぎて、柔らかいボカシの風合いで出ないそうです![]()
そうした数々の工程を経て出来あがる紅型![]()
染め上がりの見本を見せて頂きましたが、
どれも素晴らしい作品です![]()
ちなみに、
上の型紙を使い、藍だけで染めると、
この様にまったく違う雰囲気の作品が出来あがります![]()
こんなモダンな雰囲気の藍型も、
色が入ると、
華やかな雰囲気に変身です![]()
元々は、
琉球王朝の王族の方しか、
着る事が許されなかった紅型![]()
そういった特別な衣裳だったからこそ、
紅型の色柄は独自の世界観を持っているのではないか、
と思います![]()
それと、
沖縄に行ってみると、
あの沖縄の海と空の色が、
この紅型の生地の中に写っているのではないかと、
感じずにはいられません![]()
玉那覇紅型工房を後にし、
次は喜如嘉の芭蕉布を見学させて頂きます![]()
続きをお楽しみに![]()
名古屋市中村区のきもの美濃幸 、
3代目若だんなでした![]()
皆様からのクリックに感謝します![]()













