名古屋市中村区のきもの美濃幸 、
3代目若だんなです![]()
米沢産地勉強会ブログの続きです![]()
1、米沢織について
米沢織と言われて、
一般的によく浮かぶものに、
紅花紬(紅花染)
があります![]()
紅花は、
古くから続く、草木の天然染料
その昔では、
口紅の原料としても使われていました![]()
今回、
紅花染を勉強させて頂いた織り屋さんは、
株式会社 新田 様
きものファンの中では、
紅花=新田
というくらい、紅花染を古くからされている織屋さんです![]()
紅花染は、
キク科の紅花の花びらから色素を抽出して染色します![]()
下の写真は乾燥していますが、
その花びらを、朝露が残っているうちに、
一つ一つ手摘みで取っていきます![]()
新田様の工場の裏には、
紅花の畑があり、そこで栽培したものを、
染料として使っているそう![]()
大きな畑の様ですが、
染料にすると、数キロの原料しか造れないそうです![]()
その花びらを、
桶に入れて、足で踏み、空気に触れさせて熟成をさせます![]()
まるで、ワインの様ですね![]()
さまざまな工程を経て、
紅花染の原料となる、紅餅が出来ます![]()
この紅餅を基に、
染色をするのですが、
紅餅から取れる紅の成分は、
全体の1%に過ぎないとの事![]()
残りの99%は、
水溶性の黄色の成分の様です![]()
昔から、
貴重なものと言われていた訳がそこにあります![]()
その抽出した1%の紅を、
水に溶かして染めていきます![]()
下の写真は、
紅の成分を混ぜた液体が桶の中に入っていますが、
ハンカチが赤く染まっていない事が分かるでしょうか![]()
紅花は、
それだけでは赤く発色する事はありません![]()
烏梅(うばい)という、
梅の実を黒く燻製したものを加えないと、
赤く染まらないそうです![]()
この烏梅も大変貴重なもので、
今や、奈良県月ヶ瀬村でしか、栽培されていないとの事![]()
伝統を受け継いでいくという事は、
様々な障壁がある様です![]()
その烏梅の成分を抽出した液体を加え、
ハンカチを染めていくと、
綺麗な桃色に染まって来ました![]()
この工程を何度か繰り返して行くと、
より深い、紅色へと染めあがっていくそう![]()
若だんなが、
以前から紅花染を見ていて、
昔から不思議だった事が、
紅花染なのに、グレーや緑色がある![]()
という事でした![]()
染め上がった色糸は、
すべて紅花染で染めた糸なのですが、
色とりどりな糸が染めあがっています![]()
![]()
これは、
色の3原色に基づいて、
紅花に藍染や他の染料を重ねたり、
紅花の99%を占める黄色を使って染めるからだそうです![]()
また、
下の写真の様に、
真綿を二色で染め、糸を紡いでいくと、
この様な、
2色が混ざり、紫の様な糸が出来あがります![]()
科学染料と比べ、
大幅な手間もかかり、そのご苦労を察しますが、
それでも、
物造りに賭ける情熱を持って、物造りをされています![]()
これからも、
伝統を受け継ぎながら、素敵な物造りをされていく事と思います![]()
若だんなも、
ますます紅花染が好きになりました![]()
ちょっと長くなりましたが、
次は、藍染を紹介したいと思います![]()
名古屋市中村区のきもの美濃幸 、
3代目若だんなでした![]()
皆様からのクリックに感謝します![]()













