歴史と伝統の「組帯」の世界 | 愛知県名古屋市の着物屋 きもの美濃幸 3代目若だんなの徒然日記

愛知県名古屋市の着物屋 きもの美濃幸 3代目若だんなの徒然日記

名古屋市中村区大門商店街にある
きもの美濃幸 ラ・クロシェット
の日々の徒然です!

今日は「慶翔展」3日目アップ


慶翔展での一つの目玉が、

「組帯の実演」ですチョキ


今回は、

以前もブログで紹介しました

「風繭結(かぜまゆか)」という工房の、


きもの屋3代目若だんなの徒然日記


山内一男先生に来店して頂き、

実演をして頂きました音譜


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風繭結紹介ブログはこちらダウン

http://ameblo.jp/kanossa/day-20111104.html


ご来店頂いたお客様とお話をしていると、

組帯って、あまり馴染みがないみたいです汗


でも皆様、

この写真は見た事ありますよねはてなマーク

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日本人なら誰でも知っているであろう

厩戸皇子(聖徳太子)です太子の冠


この聖徳太子像は、

腰から剣をぶら下げていますが、

そのぶら下げている帯が、実は組帯です目

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以前のブログでも紹介しましたが、

布を作る際の3大組織は、


組む

編む

織る


ですが、

経糸(たていと)のみを使って生地を作る「組み」は、

もっとも古い手法だと言われています。


その上、飛鳥・平安時代では、

冠位十二階上位五位以上と神様のみ

結ぶ事が出来る帯が組帯だったそうです目


今回、山内先生に実演して頂いた組み機は、

幅7センチ位の細帯を組み上げる機を持ってきて頂きましたアップ


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機の両側には、

駒に巻きついた経糸が沢山目目


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この細帯を作るだけでも、

70本以上の経糸が必要ですあせる


袋帯を造る時には、

最大で2000本以上の経糸を必要としますショック!


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その経糸を固定し組み上げていく為に、

1本1本経糸を上下に手繰っていきます。


きもの屋3代目若だんなの徒然日記  

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すべて手繰ったら、

その間に船の櫓の様なものをはさみ、

経糸を反対側に移し、櫓で打ち込みをします。


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これを反対側も繰り返し

5メートル近い帯を組み上げていきますあせる


きもの屋3代目若だんなの徒然日記


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まさに気の遠くなる作業あせるあせるあせる


その繰り返しで組みあがっていく組帯

斜め45度のバイアスで組みあがっていく帯は、

何物にも代えられない位の

美しい帯に組みあがっていきます目


きもの屋3代目若だんなの徒然日記

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山内先生曰く、


 「お金や手間の事を考えたら、出来る仕事ではない。

  京都でも12名しかいない一人として、

  1000年以上昔から伝わっている本物の良さを、

  一人でも多くの方に知って欲しいだけ。」


と、言われていました。


幸いな事に、

先生の工房では、

26歳の女性の後継者が育っているとの事音譜


若い方が、

新しい感性で物創りをしていくという事は、

やっぱり嬉しいですよねニコニコチョキ


山内先生は京都へお帰りになられましたが、

作品はまだお店で見る事が出来ます音譜


本当の組帯を見るチャンスは、

なかなか無いと思いますアップ


お近くの方、気になる方は、

ぜひ、ご来店くださいねニコニコ音譜


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