女性のための官能小説  

「イルベント エレローゼ 愛するということ -KOKO-」

”よりぬき”公開




叶姉妹オフィシャルブログ「ABUNAI SISTERS」by Ameba





彼女と彼女の蜜月(野バラと蝶7)



KOKOの

ヒップから

ウエストのラインが

美しく

何度もうねっている。


そのたびに、

KOKOの

アンダーに

羽ばたく

バタフライが

揺れるのが、

ちらちらとみえた。


ジョルジャはただ、

その美しさに

惹かれて、

触れてみたくなるが、

蝶は

触れても

すぐに

逃げてしまう。


ジョルジャは、

子供のように、

飽きずに

何度も

蝶を追いかけ、

愛おしげに

そっと

触れた。


まだ丸い、

手入れの

されていない

指先と、

初々しいけれど、

愛を込めた舌で。


KOKOの手が、

ジョルジャの

まだどこか

硬さの残る

ラインの

太腿を這っていく。


「あ…ああっ!」


ジョルジャの

官能の声は、

どんどん

素直になっていく。


「…そう………。もっと、感じて」









(再)