ーあの日の君にバイバイー | 記憶の中の暗殺者

記憶の中の暗殺者

V盤/基本昼起床/青春/ニート/女々しい

いつまでもひきずってきた

ずっと繋ぎ止めてた

「俺はいつでも離れる覚悟はできてる」そんなの絶対に心のそこから思えてなんかない。

お前に別れを告げてから今日まで何度か付き合って、それでもずっと逢ってきた。

だから何人かの女を傷つけて、泣かせて、なによりお前を傷つけ続けてきた。

「築かなかった」そんなことは言わない

俺が弱い人間だから人の気持ちを利用して自分が傷つかないように、寂しくならないようにしていた

俺はずるい人間なんだって心ん中ではずっと解っていた

自分が何を考えているのかわからない

誰を思っているのか、大切な人は誰か

俺が他の女とあって
それを知っていながら、「離れて行っちゃうのが怖くてやだって言えなかった」って泣いている彼女を抱きしめながら何も考えずに涙すらでない俺が憎い

せめてもの償いにリスカしたりしてこれでいいって自分に言い聞かせてた

違った。
彼女はまた泣いた…
「私のせいできずつけちゃった」って

俺はほんとの馬鹿だ

自分の事故満足のせいでまた彼女を傷つけた

何度彼女を傷つけたんだろ

今から誰かを傷つけないようにするとしても、その分他の人を傷つけてしまう

だけどこのままじゃきっといけないんだ

お前は事実を知った
泣いた…なにも言えなかった
また切るしかなかった…

これでよかったんだ…

始まりをごめんな…
愛をごめんな…
時間をごめんな…
思い出をごめんな…
涙をごめんな…
終わりをごめんな…
傷つけてごめんね

「ずっと捨てられなかったけど、けじめつけなきゃね、バイバイ」
俺の知らないとこでのお前の一言、ちゃんと届いてるぞ…


ありがとう…
バイバイ。