長いことやってきたのでいろんなことがありましたよ。
つらいこともいっぱい経験しました。
世の中思うようにはいかないけど残念なこともたくさんあります。
捨てられて命の危機を乗り越えてやっと優しい家族が決まって幸せになろうとした時に病気になってしまったり、年齢的なこともあるけどお別れしなきゃいけないというケースも何度かありました。
(病院に検査に行ったらがんが進行していたことがわかったファニーちゃん)
これ、ほんとにつらいんですよね。
やっと。
やっと。
幸せになれるよーって送り出してすぐにってこともありましたから。
(ボク。お迎えしてもらってひと月も経たずに急逝。これからだったのにね。)
そうなっても投げ出したりする里親さんはいませんでしたけど。
「これからずっと一緒に暮らして幸せにしてあげたいと思っていたのに」
お葬式の場でそんなことを言われて胸が苦しくなりました。
でも、わずかな時間だったかも知れないけど、その子は間違いなく幸せな時間をつかみとることができたと思っています。
保護された子たちって正確な生年月日はわからなかったり、病院でしっかり検査をしてもらうのですが、お迎えしてもらったあとに発症するケースも多くてね。
ほんとにつらいんですよ。
(ひどい飼い主に重症を負わされセンター持ち込み寸前で助け出されました)
特に年配の里親さんがお迎えしてくださったケースで早世した場合は本当につらい。
(バジルくんはすぐにというわけではないけど病院通いが続きました)
ルークもルカも花ちゃんもケイちゃんもファニーちゃんも太朗くんもカルアも。
まだこれからって思っていたのでほんと寂しいですね。
ここに名前を挙げた子はパッと思い浮かんだ子たちだけで、ほかにももっとたくさんいますけど。
お迎えがなく亡くなった子たちももちろんだけど、やっとお迎えしていただいたのに、っていう子が早世するのがほんとにつらかったという思い出話でした。