今日、バスターミナルで立っていたら後ろからおばあちゃんが何かしら放り投げた。
見るとそこにハトやスズメが寄ってきて何かをついばんでいる。
パンだ。
細かくちぎったパンをついばんでいる鳥たち。
そこへバスが容赦なく通りかかる。
食べることに夢中になっている子たちが逃げるタイミングが遅れがち。
めちゃめちゃ危ないやんか。
おばあちゃんがまた「それっ」ってパンを投げたので「道路に投げちゃダメ、ひかれるよ」とやさしめに注意した。
ほんとは道路じゃなくてもダメなんだけど危険な目に合わせているのをわかってないので注意。
そしたらお年寄りのグループに戻ってあの人にいじめられた的な言いがかりをつけられて一瞬で悪者にされた。
ネットで嫌がらせを受けた時と同じ感覚。
お年寄りはネットは使えんけど口コミはネットに勝るとも劣らない。
恐ろしい武器を持ってるな。
今日は鳥たちでしたがあちこちで同じようなエサやりをしている人たちがいます。
でも本人たちはまったく悪気なくやってるんですよね。
鳥たちでも問題になったりしますが、シンプルに一番目につくのが猫たちへの身勝手なエサやり。
食べ物を与えることではなくて身勝手なエサやりが問題なのですね。
そういうのわからない人たちは管理された猫たちとそうでないのと区別がつかないのでなかなか理解は進みませんが。
それでも10年でだいぶ変わりつつあるとは思います。もっともっと理解が深まりますように。全国的にね。
身勝手なエサやりの何が悪いのか。
まずは不妊手術を施さないことで犠牲を強いる仔猫たちが産み増えてしまい、結局その大半は無残に命を奪われてしまう。
そしてエサやりをする場所も問題が多いですよね。
管理をきちんとせず置き餌で放置なんてすると腐敗することもあるし、不衛生で一般の方々からは猫たちのせいにされることも。
公園だからいいとか空き地だからいいという問題ではありません。そこを管理している方もいるし、利用している人もいる。みんながみんな猫好きな人ではありません。
そして経験上、猫嫌いと公言する人にはそういった身勝手なエサやりさんのおかげで猫が嫌いになったという人もいます。
かわいそうだから、おなかが減ってるだろうから、いろんな理由で一般の人も食べ物を与えたりすることも多くあります。
でも、ごはんをもらえた子はそこに行けばごはんがもらえると覚えて雨の日も風の日もその場所へ行きます。
でも昨日までごはんをくれた人が来ないときもずっとその場所で待っています。
いろんなボランティアさんの話を聞きます。
そんな中には通勤時に通る車の通りの多い交差点で毎日同じ時間にごはんを待っている子がいたと。
その子はそのエリアに住まう子ではなかった。
でも、この1か月、姿を見なくなっているとのこと。
ほかの場所で食べ物に恵まれているのか、誰かにお迎えされたのか、
逆にクルマに・・・なんてことも思ってしまいます。
人間が行きやすいとか都合がいいとかそういう理由で危ない場所へ誘導している人も多く目につきます。
猫たちにとって危険な場所かどうかの見極めもできないならそれは無責任というものです。
ごはんをあげるならしっかりと責任を持ってほしい。おそうじはもちろん、その子の体調面も気を配ってもらえたら。
身勝手なといわれるにはそれなりの理由があるということをしってほしいものですね。