わんちゃんのトレーニングは信頼関係の構築から。 | LOVE&PEACE ‐ NOA いぬ・ねこの里親募集

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team NOA(一般社団法人LOVE&PEACE)
大阪、関西で 捨てられた子たちの里親探しをはじめどうぶつ達が幸せに暮らせる社会にするための活動を行っています。

基本中の基本ですよね。

 

信頼関係もないのにトレーニングもへったくれもありません。

 

これまでたくさんの子たちを保護してきましたが、まったくトレーニングを受けた気配もない子もたくさんいました。結局人間に都合のいい時だけかわいがってきたぬいぐるみ的存在だったのかなぁと思ったり。

 

でも基本的な「オスワリ・マテ・フセ」ができたら、なんできちんとトレーニングしているのに捨てるん?って逆に悲しくなりますが。

 

保護犬(保護猫)は基本的に怖がってしまっています。

 

そんな時にオスワリとか言っても耳に入ってません。

 

知らない場所で知らない人たちに囲まれて、もしかしたら保護されるときに乱暴にされたかもしれない。

 

そりゃ怖くて当たり前です。

 

その状態で気が立ってて威嚇したり噛みついたりしてセンター送りになったら目も当てられません。

 

警察署よりはセンターのほうが犬や猫のことをわかっている職員が多いのですが、中には役人気質の職員もいるんですよ。

 

数が多いと一頭一頭と向き合ってなんていられないのかもしれませんが、書類に威嚇するとか噛むとか書いてたら落ち着かせることもせず凶暴判定して殺処分に追い込むような人とかもけっこう実在しましたもんね。

 

今は殺処分もかなり減ってはきていますが、それでも地方に行けばまだまだ流れ作業のようなセンターもあります。

 

最初から凶暴な子なんていません。怖くて威嚇してるだけか、本当に荒っぽい性格なのだとしたらそれば飼い主がきちんとその子と向き合ってこなかったからでしょう。

 

 ※屈強な警察官5名以上に囲まれて引っ張り出されパニックになって噛みついてきたアムールくん。本当はものすごく優しいかわいい子でした。



飼い主と犬は主従関係とも言われますが、家族同様に暮らすようになった現代では「親と子」のような関係に近いでしょう。

 

人間の親子関係同様、甘やかすだけでは子どもは横道にそれたりします。犬も同様で、愛情をもって接しながらも善い行いをした時はめちゃめちゃほめてあげて、いけないことをしたらきちんと叱ることが大事です。

 

古いドッグトレーナーや警察犬のトレーニングをやってるとこは今でも普通に体罰を加えることをトレーニングの一環としてやってますが、そんなのはもう時代遅れだと思います。叩いたりするのは言語道断、いけないことをしたらキチっと叱る。その叱り方の問題です。叩いて良くなるわけではありません。そんな恐怖で支配するようなやり方は令和の時代にはあいませんよね。

 

あと甘やかし放題甘やかす飼い主さんが多いのも現実、ここは主従逆転現象が起きてしまいます。思春期で反抗期の子どもにビビってとにかくお小遣いをあげてその場をやり過ごすような親っていますよね。それと一緒です。

 

親と子っていう関係は大きな愛情で包みながらもリーダーとしてきちんと導いてあげられるような存在なのだと思います。

 

仔犬を迎えてからパピークラスできちんとお勉強している飼い主さんも多くいらっしゃいますが本当に大事なことだと思います。

 

保護犬は基本的には成犬だからパピーのようにはいきませんが、問題のあった子たちもどの子もみんな良い子になっていってくれました。

 

しつけをしてなくて問題行動を起こすようになったからっていって捨てるなんて言語道断。

 

わが子ならば手遅れなんてことはありません。

 

 ※アムールはママやお姉ちゃんの愛の中で幸せな子になりました。



愛があれば必ず乗り越えられます。

 

信じていきましょう。

 

 

そして、猫は犬のようにはいきませんが、こちらもあきらめてはいませんよ。

 

※同じく凶暴判定されたリップちゃん。皮手袋でつかまれる毎日じゃ怖くなって暴れるのも仕方ないですけどね。


チャオくんは心を開くまで5年かかりました。今もくるみちゃんをいじめたりシャロンくんにちょっかいを出したりいけないことをしていますが、見捨てたりはしません。

 

頑張ります。

 

それと関係ない話なんですが、なんか、とある保護団体では預かってくれるような人は全国にいるからとガンガン保護して特に研修もしていないような人に丸投げしているとこがありましたけど、それだと団体の規模は大きくなってお金も集まりやすいんでしょうけど、いつか問題起こりそうな気がします。


ウチとは根本的な考え方が違うので余計なお世話かもしれませんけど。規模を広げると意識が届きにくくなる。預かりさんとしてだけじゃなく、それ以上に権限を持たせてお任せしているならきちんとした研修制度は必要だと思うんだけどね。やり方はそれぞれとはいえ、ちょっと気になってしまいました。

 

 

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【 ご支援のおねがい 】

 

心臓病のシャロンくんには高額の医療費が必要になります。過去に多くの犬や猫を保護していた頃にかかっていた医療費と同じくらいの金額が現在はほぼシャロンくんひとりにかかってしまっています。個人負担の割合が多いので、医療費、飼育費用のご支援をお願いしています。

 

会計報告は半期ごとにしています。令和2年度(令和2年4月~令和3年3月)の会計報告は以下のNOAのホームページの「ご支援のお願いと会計報告」のページで公開しています。また、月ごとの報告はブログのテーマ「会計報告」で公開しています。

 

 

ご支援は下記の口座までどうぞよろしくお願いします。

 

 ◆ゆうちょ銀行

【記号】14020 

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【店名】四〇八(読み:ヨンゼロハチ)

【店番】408 

【普通 口座番号】7117864

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NOAへのご連絡は noa@love-peace.jp までお願いします。なおメールの確認は丸一日ほどかかる場合がありますのでご了承ください。

 

よろしくお願いします.。