いつもブログでも書いていますが、こちらは大阪市の南のほう。
平安時代から続く古~~い町です。
平野郷は本当に道が狭くて、町の入り口には門があります。
R25をはさんだ北側には杭全神社に阪上公園。南側には大念仏寺を始めあちこちにお寺があって歴史を感じます。
なので、お年寄りも多くて、大阪市内なのに都心へ行くのに「大阪に行く」なんて言う人も多いです。
平野郷の中もずいぶん猫の数が減りましたね。
多くのボランティアさんの頑張りに頭が下がります。
勤め人にはなかなか行けない診察時間の設定で行ったことはないのですが、地域猫に力をいれている病院もあったりします。
でも、そういうお年寄りの多い地域ですから、まだまだどうぶつ達に対する考え方も古いままの人が多いです。
猫を外に自由に出入りさせる人は見たことはないのですが、どうでしょうね?まだいるかもしれません。
ちょっと目につくのが、お年寄りが飼っている老犬たち。
もちろん、仔犬の頃から大事にされていて、年老いても変わらず大事にしておられるのだと思います。
若い人が連れている子は普通にトイプーやダックス、チワワなどもよく見ますが、お年寄りの方がよく連れているのはシーズーなどの小型犬、そして柴犬も多くみかけます。
お年寄りの方々はみんな基本的には優しい方々です。
愛犬たちを大事にしているのだろうなっていうのも見て取れます。
ただ。まだまだ庭の犬小屋なんてのもよく見ますし、ブラシをかけてあげようよっていう感じのボサボサの毛並みの子もみます。その子はもしかしてお外で飼ってるの?っていう泥だらけの子とか。なかなかサロンに連れて行ってトリミングしてもらってっていう感じじゃないおじいちゃん・おばあちゃんちの子たちも多いんだろうなぁ。
この子も愛されている感はすごく感じるのです。
毛並みは結構きれいなのでお手入れはされている方でしょう。
もう、お目目は見えないでしょうね。
大事にしてもらって幸せを感じてくれていると思うんですが、
ただ、自転車の前かごに入れたまんまでお買い物に行ってその場を離れるのはちょっと危ない。
そういうのもあまり気にする人もいないようなのんびりした下町。
ちょっと神経質にいろいろ思ってしまいますが、幸せに暮らせているならそれが一番。
長生きしてね。
いろいろ思っちゃいますが、町で出会った子たちの幸せを祈るしかありませんね。