NOAでも譲渡条件の中に「男性単身者への譲渡は不可」とあります。
この文言にたまに人権派の方々から「差別だ」という批判を受けます。
フェミニストじゃあるまいし「男なんて汚らしい」とかいう理由でNGにしているわけではありません。もちろん、男性にも犬愛、猫愛、どうぶつ愛の大きな優しい方は大勢いらっしゃいます。ただ一律でNGとしているのはその方の本性が書類や数度の面談では読み切れないからなのです。
無職の生活保護なのにパチンコやギャンブル三昧の人みたいなわかりやすい変な人はそんなにいません。だいたいはきちんとした会社で働き、収入もそれなりに、そしてどうぶつをかわいがってくれる人たちです。
もしくはそう見える人たちです。
ただ、虐待事件を起こすようなヤツってたいがい表の顔はそんな感じですよね。
「え？まさかあの人が。そんな人には見えません」みたいな人がひどい事件を起こしたりしています。
これだけSNSで虐待動画を見せられると怖くてしかたない。この数日でもほんとにひどい事件が報じられていましたね。
ただ、単身の男性お断りの理由はそれだけじゃないんです。
ほんとに犬好き、猫好きな人でも会社で嫌なことだってありますよ。
失恋することもあります。
そんな人間のストレスが爆発した時に犬や猫に向かってほしくないのです。
近所に猫好きなおじさんがいます。普段から柔和な笑顔で、出会う度に挨拶してくれますし、猫たちのことを話してくれたりもします。そんなおじさんなのですが、最近愛用していたバイクがなくなり、代わりに自転車に乗っている姿を見ました。「何かあったのかな」という程度に思っていましたが、おうちの前を通った時に猫に怒鳴っている声が聞こえました。お外の子に怒鳴っている声も聞こえました。たぶんこのおじさんは普段はとってもいい人で猫にも優しい人だと思いますが、嫌なことがあったり、お酒を飲んだりしたときに猫に怒鳴ってしまったのでしょう。叩いている様子はなかったのでまだよかったですが注意してみなきゃなぁって思いました。
もちろん女性だって乱暴な人はたくさんいます。
なぜ男性だけNGなの？と思われるかもしれません。
大まかに男性のほうが度合いが大きいというしかできませんけど。
女性でも男性に引っ張られる感じの強い人はダメって判断することもあります。
彼氏やだんなさんが虐待癖のある人で止めることができない女性はやっぱダメです。
ご家族の中に乱暴な人がいる可能性だって同じようにありますが、少なくとも他の家族の目に留まって止めてくれる機会もあると思います。暴れると手に負えなくて何も言えないなんて家族もありますが。ともかく気にしだしたら譲渡なんてできなくなるんで、できるだけ知り合いの範囲で里親さんを見出したいけど数が増えるとなかなかそれも難しい。なのでこういうふうに縛りを設けるしかないというのが実情です。
いつも「幸せになった子たち」って里親さんちで幸せそうにしているお写真を掲載していますが、そうなってくれることを願いながら大切な子を託しています。すべての人が心配しなくていいような優しい家庭であってほしいと切に願います。
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【 心臓病と闘うシャロンくんへのご支援のおねがい 】
心臓病のシャロンくんに医療費がものすごくかかっています。
個人負担の割合が多いので、医療費、飼育費用のご支援をお願いしています。
会計報告は半期ごとにしています。過去の報告はブログのテーマ「会計報告」にあります。
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【店番】４０８
【普通 口座番号】７１１７８６４
【口座名】一般社団法人LOVE&PEACE
★里親募集の手順などはホームページをご確認くださいね。
NOAへのご連絡は noa@love-peace.jp までお願いします。なおメールの確認は丸一日ほどかかる場合がありますのでご了承ください。
よろしくお願いします