命の危機を脱してきた、あるいは怖い思い、つらく淋しい思いをしてきた保護犬や保護猫たちに今度こそ幸せにしてくれる家族を見つけてあげたいと奔走する日々。
里親募集をするにも色々な手段を用います。
こうしてブログ記事で紹介したり、知人への呼びかけだったり、里親募集サイトやホームページへの掲載だったり、ポスターの掲示、フリーペーパーへの掲載、そして譲渡会への参加など。
色々がんばってます。
最近は保護されてくる子は知り合いのボランティアさんに託すことが多いので、主に仔猫と残ってしまっている子達の募集になります。フォスター(預かり)のボランティア希望のお申し出もいただいていたのですが、現状として積極的な保護はできないので必要に応じてという感じになっているんですよね。なかなか需要と供給のバランスがよくないなぁとは思っているのですけど、今の状況ではしかたないです。
仔猫は早くに里親決定することが多いのですが、残ってしまう子って何かしら残る理由があるもので、なかなかうまくいきません。
でもね。
長いことやってると、応募してこられる方々の傾向ってわかってくるもんだなと感じるようになりました。
仔猫に関しては主に知人への譲渡が多いのですが、里親募集サイトなどの応募の方はお申し出の姿勢が思いっきり二極化しています。
ブログなどをよく読んでくださっている方は考え方もしっかりされているし、大切な命について覚悟をもってお申し出を下さっていることが多いのですが、ブログ等を見てないという方の中にはやはり甘い考えのかたがいらっしゃったりします。
最近は掲載していませんが、あの「ジモティ」ってほんとキツかったなぁ。
というか、ジモティ経由でお申し出くださった方にまともな方がひとりもいませんでした。たまたまなのでしょうけど。さすがにこれはダメだと思ってジモティへはその後掲載をしなくなりました。
あと、お子さんからの応募なども意外と多いんですよね。
お子さんの場合は仔猫に集中します。
純粋な気持ちで申し出てこられるお子さんを傷つけるわけにはいきませんので、ご両親に話をつないでもらうのですが、心優しい良い子は親御さんもきちんとした方が多く、何度かお迎えいただくケースもありました。
しかし、中には困ったお子さんもいるもので、そういう子の親はやはり里親家庭としては不適格なことがほとんどです。
良い子の親で変な親はいましたが、困った子の親でしっかりしてる親は見たことがありませんでした。
里親さんはいわゆる「ファミリー」にお迎えいただくことが多いのです。
いわゆる家族全員がどうぶつ好きというご家庭。
淋しい思いをしてきた子が家族全員に愛されて幸せになってくれる光景はいつ見ても嬉しくなるものです。
だけど、里親希望の家族の中でおじいさんだけ昭和の考え方だとか、おばあさんだけどうぶつにキツく当たるとかいうこともありました。里親希望者さんは本当に愛の溢れる良い方だと思っても、家族の中でひとりだけダメでNGになることも多々ありました。
若い女性も二極化してますね。
慈悲深い女性が多いのですが、おバカさんもけっこういます。
香水の匂いのキツい女性も多いですね。こればかりは仕方ないんでしょうけど、普段から香水を多量に使うご職業の方などはどうしてもお部屋中に匂いが充満しますし、成分の問題もありますのでね。
男性の一人暮らし、独身というのは一律でNGです。
たぶん優しい人、どうぶつ好きな人も多いと思うんです。
だけど、お酒を飲んだら人が変わるというのがあって普段の姿からは想像できないこともあるんで一律でNGとしています。
もちろん女性でも虐待体質の人はいるんですけどね。割合では男性に遠く及ばないので女性はNGにはしていません。
あと公表できなくて申し訳ないのですが、NGになる項目は他にもいくつもあります。
あまりこういうとこに書くと対策をしてくる虐待嗜好者もいるので書きませんけど。
あと保護犬、保護猫によっても応募してこられる方の傾向がよく出てきます。
いわゆるブランド犬、ブランド猫は応募が殺到してきます。
プラス健康に問題がなく人懐っこい子ならばものすごい数のお申し出がきます。
ただ年齢が高い子、問題行動のある子など、少しづつ応募してこられる方が少なくなります。
ブランド種をはじめ、ビジュアルの良い子は本当に安易な希望者が多いですね。
その中からきちんとした人にお迎えいただくというのもけっこう大変なことなんです。
写真や動画を見ただけで応募してこられる方も多いんですが、こちらから書類を送ったら細かいことが書いてあるのでそれを見てそれっきりという人は多いですね。ちゃんと募集要項をしっかり読んでってあちこちに書いてるのですけど。
やはり、いい加減な人には託せません。
絶対に。
ある程度の基準の人で目をつぶって託そうかと心が揺れたこともあります。
だけど妥協できるものかどうかってとても難しい判断になります。
ここは目をつぶってって思えるものもあれば、そこだけは妥協したら逆に不幸になってしまうなんてものもあるのでしっかりと見ていかなければいけませんね、
今まで里子として送り出した子たちを思い出してもいろいろ感じます。
妥協したらつらい思いをさせてしまうっていう部分ってありましたからね。
本当に良い家族に出会えた子たち、幸せになってよかったです。
初期の頃に苦労させてしまった子たちには本当に申し訳ないんですけど。
今いる子たちは絶対に幸せになってもらいたいのでこれからもしっかりと見極めていきたいと思います。
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【お知らせ】
★2019年(令和元年)上半期の会計報告をさせていただいています。
↑のページから遡って4月~8月分を報告しています。
医療費、飼育費用のご支援をお願いします。会計報告は半期ごとにしています。下記の口座までどうぞよろしくお願いします。
◆ゆうちょ銀行
記号14120 番号83125151
ラブアンドピース
◇他の金融機関からの場合・・
【店名】四一八(読み:ヨンイチハチ)
【店番】418
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【口座名】ラブアンドピース
★里親募集の手順などはホームページをご確認くださいね。
よろしくお願いします