「もう、うさぎなんて飼わない」(泣) | LOVE&PEACE ‐ NOA いぬ・ねこの里親募集

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team NOA(一般社団法人LOVE&PEACE)
大阪、関西で 捨てられた子たちの里親探しをはじめどうぶつ達が幸せに暮らせる社会にするための活動を行っています。

初代のうさぎちゃんに出会った時、あまりの愛らしさに「リアルに実在する天使だ!」と感動し、めちゃめちゃ浮かれてお迎えしました。

 

でも、そんな安易に迎えてはいけないんだと、お迎えしてから知って、いろいろお勉強したし、うさ飼いの先輩方の育て方を学んだりしていきました。

 

本当に「わが子」として育てる覚悟がないと無理なんだなって自覚しました。

あれから今年で15年ですよ。

 

 

11歳を目前にするまで頑張ってくれて、お迎えしたお店でも長寿ちゃんだったようで本当に自慢のわが子でした。

 

犬、猫、うさぎ・・・たくさんのどうぶつ達を保護せざるを得ない立場になっていろんな苦難の中で、みんなに幸せになってほしいと頑張ってきましたが、もう個人的にはわが子を迎えることはしません。

 

自分が齢を重ねてきたということもありますし、いま一番下の子が2歳のくるみちゃん、その上にシャロンくん、けやきちゃん、チャオくんとイヴちゃんがいます。お兄ちゃんだってまだ11歳。猫ならまだまだ元気でいてもらわないといけません。ハードルが高すぎて、なかなか優しい家族とのご縁がつながらない子たちが多いのですが、くるみちゃんとけやきちゃんは何としても優しい家族の元で幸せになってもらおうと思っていますが、重度の心臓病のシャロンくん、野良性の強いチャオ&イヴはほんとにハードルが高い。

 

世の中には、そういうマイナス要素を隠して里親募集して押しつけるような考えの人もいるようですが、もちろんそんなことしません。

 

そしてくるみちゃんとけやきちゃんが卒業していったとしても、まだ預かっていただいている子たちがたくさんいますので、その子たちを順次力を入れて里親探しをしていかなくちゃいけません。

 

だから個人的には「わが子と一緒に」幸せな時間を過ごしたいという思いはありますが、現実的には、幸せになってもらわないといけない子がたくさんいるので個人の思いとかは後回しになるんです。仕方のないことです。

 

うさぎチームはお手伝い程度の立場になりましたが、うさぎ部屋にいる子たちのことも大好きだし、みんなに幸せになってほしいって思っています。それは「うち」ではないんです。猫がいるからという問題ではなく「この子と一緒に幸せに」という思いの方の元へと嫁いでいってほしいんです。

 

障がいを持った猫のマーマレード・ジャムくんのように。

 

みんなの幸せを祈っています。