大阪府のセンターで里親募集している子たちがたくさんいます | LOVE&PEACE ‐ NOA いぬ・ねこの里親募集

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team NOA(一般社団法人LOVE&PEACE)
大阪、関西で 捨てられた子たちの里親探しをはじめどうぶつ達が幸せに暮らせる社会にするための活動を行っています。

らぶぴヒストリーの後編です。

 

元々、大阪府のセンターにいるうさぎたちの里親募集をしたのがきっかけで、捨てられた子たちを守り、優しい家族とのご縁を結ぶという活動を続けてきたのですが、当時は行政のホームページもわかりにくく、里親募集は建前で、新しい子が入ってくれば古い子の順に殺処分されていました(小動物の場合)。

 

橋下さんが知事になって予算をガサっと減らされたと聞いていますが、ホームページはリニューアルされ、とても見やすくなって閲覧数も多くなったと思います。ここ数年は直接大阪府に里親希望をする方が多くなって、ウチらが仲介しなくても大丈夫かなって感じになってきたのでお手伝いもしなくなっていました。

 

当時(2007年頃)は大阪府北部の山奥に猫や小動物たちのセンターがありました。そして犬は森之宮の古い建物の地下でした。あの円を描いて機械音を鳴り響かせて下降するエレベーターは死刑執行をされる囚人になったような気がしました。そしてそこにいる犬は譲渡の道はなく、全員が殺処分だったんです。その直前にブルセラ症の犬を全頭殺処分というのを太田房江知事(当時)が発表して、全国から苦情の電話が殺到して府庁の業務が停止して、大阪府庁の職員さんの間でどうぶつ愛護の人たち=テロリストみたいな印象を持たれていた暗黒の時代でしたね。

 

その頃から考えると羽曳野市に大きな愛護センターを作って、高槻と森之宮の機能を移して一年半くらいでしょうか。まだまだダメなところもあるけど、お題目としては「殺処分ゼロ」を掲げて仔猫のミルクボランティアを募集・養成したり、基金を設立したり、一歩ずつですが前進しています。何よりミルクボランティアの講習会に松井知事自身が参加してました。コワモテな顔に似合わず猫好きらしいです。こういうのはほかの自治体ではあまり考えられないことですよね。大阪市もいろいろ問題はあるけど、それでも一歩一歩前進していて、昨年は杉本彩さんと吉村市長がお話をしたり、催しにも参加されたりしています。

 

政治的な思惑はありませんけど、個人的には2007年以前の暗黒の時代に戻ってほしくはないんです。

 

その頃、絶対殺処分しないでねって職員さんと約束していたハクビシンが突然殺された。偉い人が視察にくるというだけで見栄えの悪い子は全員殺された。上層部からの命令で殺処分したあの事件、絶対に忘れねーからな(怒)

 

やっぱね。どうぶつが好きな人にトップにいてほしいんですよ。だいたい所詮犬猫畜生とか思ってるような人にどうぶつ行政ができるとは思っていないのです。これ以上踏み込んだ発言はしませんけど、判断基準はどうぶつ行政だけじゃないけどほんとどうぶつに関心のない人には知事や市長になってほしくないな。

 

 

そして。

 

よくネット上では「ショップで迎えるよりも保護犬(猫)の里親になろう」という言葉が躍っています。個人的にはそれがすべてではないと思っていますが、行政にいる子に関してはできる限りそういう思いを持っていらっしゃるご家庭に迎えてほしいと思っています。

 

現在は仔犬から成犬、シニアちゃんまでたくさん優しい家族のお迎えを待っている子たちがいます。

大阪府動物愛護センターで里親募集している犬たち

 

全部で13頭かな。

 

猫ちゃんもかわいい子たちがたくさんいます。

大阪府動物愛護センターで里親募集している猫たち

 

全部で14匹です。

 

しばらくいなかったんだけど、うさぎも1匹入ってた(泣)

あとはインコとチャボが家族のお迎えを待っています。

大阪府動物愛護センターで里親募集しているうさぎ&鳥たち

 

自分たちのとこで保護して里親募集をしている子たちや知り合いのボランティアさんのとこににいる子たちも本当に早く優しい家族と出会ってほしいんですけど、センターにいる子たちは職員さんが一生懸命お世話をしてくださっていますけど、やはり愛情という面では不足していますので、早く愛される家族の元へ巣立っていってほしいです。

 

行政の譲渡にも条件があるし、提出書類があります。

大阪府が譲渡する流れと申請書類はこちら

 

みんなが幸せになれるようみなさんのお住いの自治体で家族との出会いを待っている子たちのことも知ってあげてくださいね。

 

よろしくお願いします。