ちょうど一週間前はなんの異変もなく元気いっぱい公園で遊んでいたフィガロくん。
お散歩仲間のわんこ達と一緒に遊んでごきげんでした。ほんとにいつもと変わりなく楽しそうに遊んでいたんですよ。
その時の記事に「保護っ子の自覚がまったくないフィガロくん」なんて軽く書いていたのですがまさかこんなことになるなんて誰が思うでしょうか。
その翌日の日曜日に下半身のけいれんをおこし、夜には全身のけいれん。
それでもいつもの持病の発作だと。すぐによくなってくれると信じて疑いませんでした。
今まで経験したことのない壮絶な最期を迎えたフィガロくん。
そのご報告をするまえに今日はフィガロくんと出会った日の思い出を綴りたいと思います。
フィガロくんと初めて出会ったのは去年（2014年）8月4日。通常は保護されてそんなに時間をかけずにこちらに電話が入るのですが、なぜかフィガロくんは２ヶ月もそこにいたそうです。
真夏のカンカン照りの中、屋外で２ヶ月も過ごしていたというのは驚きでした。
そして保護期限が切れたのでと引き取り依頼のお電話をいただいて会いに行きました。その時にいたのは柴犬風の子と歯がないチワワちゃん。そしてフィガロくんの３匹のわんこでした。
そしてみんなのお写真を撮らせてもらっていたのですが、フィガロくんてば他の子の写真を撮ってる時にも度々写り込んできてめちゃめちゃお茶目な子だなと笑っていました。
こんな風に写り込んでるフィガロくん。職員さんにも他のわんこにもフレンドリーだったのでとてもかわいがってもらってたようです。
職員のお姉ちゃんに「なめこちゃん」って呼ばれていた記憶があります。
そして歯のないチワワちゃんは職員のお姉さんがわが子としてお迎えしてくださいました。昨日、フィガロくんが亡くなったことを知ってメールを下さったのですが、とても元気に過ごしているようですよ。少しフィガロくんのことが落ち着いたらお姉さんと一緒に会いに来てくれるそうです。
そしてフィガロくんはとにかく大はしゃぎ。ちょこまか動き回ってなかなかお写真が撮れませんでした。だからすべてこんな感じの一頭身の写真。
せわしないのはうちに来てからもずっとそうでしたから元々こんな感じの子だったんでしょうね。
持って行ったおやつをあげるとあっという間に食べてしまうフィガロくん。うちが引き取らなかったら殺処分になる可能性があるってのにそんな危機感はまったくなくてとにかく無邪気な子でした。
昨日いただいたメールにもまさか持病があるとは思わなかったと書いてありました。
そしてフィガロくんは8月20日にLOVE＆PEACE NOA の保護っ子としてこちらにきました。
とにかく匂いがすごくするので電車に乗るの大丈夫かなぁと不安に思って駅まで歩く途中で嘔吐してしまい、翌日には発作が出て持病があることがわかり、週２回の通院とお薬を続けることになりました。
その後何度か発作が出ましたが、先生に指示された基本的なことを注意していれば大事に至ることはありませんでした。
今回もいつもと同じようにすぐに回復してくれるものと思っていたのに。
この４日間、ずっとフィガロくんのことばかり思い出しています。
あまりにも突然の出来事だったので。
もちろんにゃんこ達はきちんとお世話をしていますし、うさぎ達はお姉ちゃんがしっかりとお世話をしてくださっています。
次回、もう一度フィガロくんとの思い出を綴って、その次に亡くなってしまった経緯についてご報告しようと思っています。
いつもフィガロくんのことを心配し、応援してくださった方々からたくさんのお悔やみや励ましのお電話やメールをいただいています。
ほんとにありがとうございます。
FaceBookのLOVE&PEACE・NOAのページにフィガロくんと過ごした８か月間の思い出のお写真をまとめた動画をUPしています。最初の頃のアレルギーでがさがさだったフィガロくん、すごいお肌の状態がよくなっていったんだなぁってびっくりします。たくさんの思い出・・・もっともっと一緒に遊びたかった・・・。Face Book LOVE&PEACE NOA のページ Face Bookをしていなくても見れると思います。