保護された時はとっても大きくて体重が3kg超えの女の子でした。
現在のパパとママは保護当初預かりボランティアでもっちゃんを育てて下さっていましたが事務局が移転した後にこちらに戻ってきました。
その後、避妊手術をしてもらったのですが、お迎えに行くと先生が深刻なお顔をしてらして。
「手術は無事に終わったのですが腫瘍ができていました」
びっくりしましたが、臨床検査に出していただいたところ「悪性腫瘍」との診断。
こんなあどけない顔をしたもっちゃんがそんな大きな病に蝕まれていたことを知りショックを受けました。
これまで保護した子たちの中にはガンで保護したあと亡くなった子もいましたし、手術を受けた後、転移してしまった子たちもいました。
そんな子たちのことを思いながら、とにかく転移しないことを祈りながら毎日のお世話をしていました。
そんな折、お世話をして下さっていた預かりパパママが「もっちゃんをわが子として迎えたい」とお申し出下さったのです。
もっちゃんも大好きなパパとママのほんとの子になれると喜んでくれるだろうと病状などをお伝えして送り出しました。
それからもずっと定期的に検査に通ってくださり、先ごろ、先生からもフォローアップ終了とのお言葉をいただいたとお知らせがありました。
もう病気なんて寄せつけないくらい元気に毎日を楽しく過ごしています。
里親さんのお宅はとっても広いベランダで遊ばせて下さってます。おいしい草を食べて嬉しそうなもっちゃん。
これからもずっと元気に、パパとママと幸せに暮らしてね。
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