コンニチハ。
奏音のカナです。
晴れ予報だったはずの本日は、朝から曇天。
これからお日様出てくるのかしら。
にわかに信じがたい空ではありますが
とりあえず、雨は降らなそうなので
気温が上がることを期待しながら
今日も過ごしていこうと思います。
さて。
専門学校の講師は今年で7回目。
ということは、講師を始めてもう7年経ちます。
…もうそんなに経つのか。。
ちょっとビックリだわ。
最初は訳わからないままに
学校へ行って手探りで教えていた授業も
回数を重ねるごとに慣れていき
やっとまともに教えられるようになった！と思ったら
教えることが変更になり
またイチからやり直しの今期。
でもまぁなんとかやっております。
で、それだけ年数を重ねれば
教えた生徒の数もかなり増えていきます。
昨年までですでに述べ100人を超えておりましたし
今年はまたオンライン授業で
40人以上の生徒に教えております。
すると
もう、名前と顔は一致しなくなってきますよね。。
昨年までは対面授業で
1授業8人程度を3クラスやってたので
まだ覚えられたのですが
（それでもかなり必死に覚えた）
オンラインとなると…なかなかに厳しくなります。
一番の覚えられない原因は
オンラインだと
顔の下に名前が出てきてくれるので
覚えなくても生徒を名前で呼べるんですよ。
ただ
これが、登校日となると話は別で
名札がある訳でもなく
みんなマスクをしているので
顔が判別できず、さらに名前と顔を一致させるのが難しい！
もうパニックです。笑
そんな中でも
めちゃくちゃ出来の悪い子wとめちゃくちゃ出来の良い子は
しっかりと顔も名前も覚えてしまう。
いわゆる、目立つ子ってのは
覚えやすいですよね。
7年教えていると、数年に1人くらい
天才なのでは？と思うような子と出会います。
今年も、出来の良い子というのがいまして
オンラインでは単純に
理解力があるなー
と思っていた子でしたが
登校日に会ってみたら
なんとまぁ、すごい才能の持ち主で。
（もちろん名前も顔も覚えております）
切り絵を趣味でやっている、ということで
その作品を見せてもらったら
なんというか…
これってプロの作品ではないのか？
と思うほどの出来栄え。
それもさらっと作ってしまうとのこと。
これってものすごい才能じゃん！
って感動したのですが、当の本人は
いや、こんなの才能でもなんでもないですよ
みたいな感じで
全くその凄さに気がついていない様子。
得てして、天才というのはそういうもの。←
特にね
映像業界において言えば
ちょっと変わり者が多い世界ではあります。
やはり普通の感覚では思いつかないようなことが
頭の中で渦巻いているような人が多い。
特に監督さんだったりクリエイターの方には
その傾向がよく見受けられます。
そうじゃないとやっていけない世界でもありますのでね。
そんな中で
アタシ自身は…というと
凡人も凡人。
映像業界の中に入ってしまえば
アタシが1番、世間的な普通の感覚を持っている、
と自負しております。←
もちろん
変わり者だと言われることもありますし（納得してないけどw）
それはある意味、褒め言葉だと思っています。
日本ってさ
個性が強いと敬遠されるきらいがありますよね。
大人になってからはそこまで思いませんが
学生の頃なんかは
人と違うことをしていると
なんだか周りから浮いてしまって
居た堪れなくなる、なんてこともしばしば。
先日のブログでも書きましたが
女子の集団トイレ行動が苦手だったので
そこは人に合わせず動いていたら
周りからだいぶ浮いていた、という自覚はあります。
ある程度の年齢がいくとないけれど
小学生とかでそれをやってしまうと
いじめに発展することもあるでしょう。
自分たちと同胞でないものは排除しないと！
みたいな感覚が本能的に働くのでしょうね。きっと。
ワガママを突き通して人に迷惑をかけるとか
そういうことじゃなければ
我を突き通しても何も問題ない
ということは
大人になってからわかること。
専門学校に来る生徒たちは
もうハタチくらいの年齢になっておりますので
十分、大人です。
だから
その中に変わった子がいたりすると
アタシ的には大歓迎で。笑
例えそれで周りから多少浮いていたとしても
その子の個性なのだから
伸ばしてあげたいなーなんてことまで考えます。
映像業界においては
大体が変人だらけですから。笑
多少変わってても目立たないといのが現状ですからね。笑
いろんな生徒たちを見てきていますが
優秀だった子が活躍しているのも知っていますし
逆に、優秀だったのに埋もれてしまった子もいます。
ダメな子はダメな子で卒業後に意外な才能を発揮して
めちゃくちゃ活躍してるパターンもありますから
一概にどうとは言えないのですけれども。
人からどう見られているか、を
気にしながら生きている人だらけの日本。
海外なんて
シミやそばかすがどれだけあっても
これが私だから！と
堂々とそのまま歩いてたりします。
人の目なんて気にしない。
そして
周りの人もそんなこと気にしない人たちばかり。
海外で少しばかり生活して
日本に帰ってきた時に
人の視線がめちゃくちゃ集まって
窮屈な思いをしたことは忘れられない。
もう少し、人のことを気にしない世の中になればいいのに
と思います。
もちろん
関係が希薄になることを望んでいる訳ではなく
他人の粗探しみたいなのは
しなくなる世の中になればいいのになー
ということです。
なんにせよ
人と違ったり、変わっているということは
とても良い個性であると思っています。
一人一人が違う人間なのですから
それぞれの個性が違ってて当たり前。
それをちゃんと認められる先生になりたいなーと
日々思いながら授業に臨んでおります。
なかなか難しいのだけど。
ちなみにアタシは
平凡中の平凡なので
先生とかからも名前を覚えられないまま卒業した生徒代表です。笑
ちょっと寂しい気持ちもあったりしますから
今の生徒たちにそんな思いをさせないように
頑張って一人一人をちゃんと覚えようと思います！
って
もうじき後期の授業、終わるけどね！笑
↓なんでもない時の表情
↓ご飯を食べたい時の表情
違い、わかります？？
こんな小さくても意思はあって
ちゃんと顔でも表現してくるんだもんなー。
可愛くて仕方ないです。
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第二弾はこちら
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