書名:南の島のティオ
著者:池澤夏樹
出版:講談社青い鳥文庫
内容:珊瑚礁に囲まれた小さな南の島に住む12歳の少年ティオ。父親が営むホテルの仕事を手伝いながら、島を訪れては去るさまざまな人たちと出会う。自然豊かなティオの島では、神様の悪戯や子供を連れて行こうとする天の者などちょっと不思議な出来事も起きる。ある日、ホテルに「絵はがき屋」のピップが営業にやって来た。彼は、受け取る人が必ず訪れるという絵はがきを作れると言うが……。ティオの語る10の物語。
※1983年~1986年に雑誌に掲載した短篇を、1992年に単行本で、1996年に文庫本で出版。本書は文庫版を元に、一部ひらがなに改めるなどして出版。
※作者のあとがきによると、ティオが住んでいる島にはモデルがある。太平洋にミクロネシアと呼ばれる島々があって、その中にポナペという島がある。現在はポーンペイという名になったが、作者が訪れた時(1976年頃)はポナペだった。