男性不妊を知った夫従姉 | Kanon's diary

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雑記帳である。

夫の従姉が女の子を産んだ。いいニュース。
彼女は長い間、不妊治療をしていたが男性不妊だと分かったから離婚して旦那を変えたら、すぐ妊娠して38歳で出産した。

日本人からしたら、エっていう感覚。
でも今思い出したのは、
私が夫と籍を入れたあと劇場の理髪師オバチャンらから言われた事。

オバチャン「あなたらは宗教が違うから役場婚よね?」

私「うん」

オバチャン「同じだとしても役場婚に勝るものはないわ、教会で神前やっちゃったら大変よ、子供ができなくても離婚できないんだから」

私「 (???)」


この時の謎が解けた、そういうことか。こうして実例が無いと実感できなかったけどなんて無駄が無いんだろう、素晴らしい。

ロシアは婚姻費用がかかる、正確には値段忘れたけど入籍日を役場で決められたあと、他の組に取られる前に銀行から国家へ婚姻費を振り込んだ。日本円で一万円ほどした、平均給料三万円なのに。

そう考えれば日本の婚姻費用は無料だから
(だよね?私は在モスクワ大使館に日本の婚姻届出したけど無料だった!)、離婚するの、ロシアで離婚するより "もったいない事" ではない。

単純にお金が無い、でもどうしても子供がほしいならこういう選択肢になる他無い。
貯金できるほどお金が余ってるとか、借金できる立場にあるなら、こういう合理的な選択肢はにはならないだろう。
お金が無いからこそ得るものもあるのね

とにかく夫の従姉を尊敬する。その、潔い決断力と行動力にね。