二歳までの予防接種 | Kanon's diary

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雑記帳である。

今日、二歳までの予防接種が終わって安心してこの記事を書いています、
ロシアで夫の姪が0歳なのに大人量打たれてその場で死んだ予防接種、私はロシアで予防接種のたびに手が震えていましたが、ここは日本なので120%医者を信用することができました。

日本はロシア僻地と違って予防接種ワクチンが既に病院にあるし無料なので、前日に夫を仕事休ませて隣町までワクチン買いに走らせなくてもいいのです。
僻地ロシアにだってありますよ無料のが、しかし姪はそれで殺されたしロシア人のママ間でも悪評高いのでヨーロッパからの輸入ワクチンを給料の1/3の値段で買っていました、三度も。


1月に日本帰国後すぐ、市役所に行ったら子育て支援課なるところへ案内され、そこで娘がロシアで受けたワクチン手帳と照らし合わせながら日本でこれから受けられる予防接種を細かく教えてもらいました。

ロシアで生後間もなくすぐ打たれたBCGだけでなく、ロシアと日本とではワクチン摂取の時期も種類も違うから医者と電話相談することを勧められました。
水疱瘡ワクチンは私が住んでいたロシア僻地には存在しませんでした、だから夫は20歳超えてから水疱瘡で苦しみました。
日本には当然のように水疱瘡ワクチンがあります。

さて、こんな個人的なことに医者が相談に乗ってくれるのか、と心配したのも束の間、ここは素晴らしき日本、ロシアではないのです、私めにもわかるような言葉遣いで丁寧に時間を割いて予定を立ててくれました。信じられません、なんでこんなに良くしてくれるのですか、無料なのに。
低給料、無料なのだから仕方がない、というのが口癖で患者いじめが生き甲斐なロシア医者や看護士って何だったの。
私はなんでロシアにいたの、産んだの、育てようとしたの、それだけで罪。そう、無知は罪。ロシアにはもう二度と住まない。

市役所の職員がわざわざ印刷してくれた(印刷代請求なし!)ワクチンの表、これは凄い、このおかげでスラスラと予定を立てることができました。



本当にありがとうございます
感謝で胸がいっぱいとはこのことです、
妊婦だからという理由だけで厚生労働省から妊婦のための布マスクが4枚、市から紙マスク10枚、私めの手元にも届きました。助成金申請書についても、切手代封筒代の返済要求も無く、非課税。日本では当たり前なのでしょうけど、ロシアから帰ってきた私にとってはいちいち感激してしまうところです、逆カルチャーショック。
夫も、私もコロナは天災だと思っています、なのに国は手厚く助けてくださいます、感謝してもしきれないとはこのことだと実感しています。