アカデミーの教え | Kanon's diary

Kanon's diary

雑記帳である。

東京で個人指導をさせていただいた女の子と、ボリショイで会いました。
「ボリショイへ行くので見て欲しい、もしかしたらレービチ先生のクラスになるかもしれない」
とのことで、指導依頼を受けた生徒さんです。


東京の稽古場で指導した女の子、ボリショイで6年生の留学生クラス(Iин)に入っていました。レービチ先生の指導を受けているところを見てきました。
元気そうでよかった、嬉しかったです。
レービチ先生は最近からまた、高学年や留学生クラスを持つようになったそうです。


私は留学1年目が5年生で、レービチ先生のクラス(5B)だったので、
当時書き留めていたバー・センターのコンビネーションノートを見直していると、
"バットマンタンジュとジュッテを16回ずつアンクロア4セット" 等々、
レービチ先生らしい単純でキツいコンビネーションが出てきました。

6年生のワガノワ基礎プログラムは、5年生と比べて、大分複雑になっています。

例)
5年生では Tour trie-bouchonは90度に開いたポーズ、または4年生で学ぶ5番のドゥミプリエからしか行いませんが、
6年生では"Tour trie-bouchonを90度のポーズから大きなポーズ(90度の脚の高さと第3ポジションの腕を指す)という複雑な動きと、"половина tour en dehors,en dedans s plie-releve с ногой,вытянутой вперед или назад на 90°(半分のtour en dehors,en dedansをplie releveから前か後90度で伸ばした脚と一緒に)の動きを、バットマンフォンデュ3/4,4/4拍子の中に入れることが可能になります。

年をとっても、プログラム通りに指導しているレービチ先生を見て、励みになりました。
そして今回もまた、素晴らしい言葉をくれました。

「自分のために生きて、自分のためにバレエを研究して、満足したら終わりなさい」
終わるまで、忘れないようにしたいです笑。


バレエ、楽しみましょう!
私は出来る限り、皆さんを応援します。


新年おめでとうございます。本年もどうぞ、よろしくお願い致します。
充実した1年になりますように。