昨日の「七人の侍の日」で思い起こしたことがある。
スピルバーグ、コッポラ、スコセッシなど世界を代表する映画監督に
現在も影響を与え続け、今もなお、日本映画界に燦然とその名前が
輝き続ける巨匠・黒澤明。
実は、映画界に入る以前には画家を志望しており、18歳で二科展に入賞もしているほどの腕前の持ち主でありながら、映画製作の道を選ぶと同時に
「二兎を追う者は一兎も得ず」と潔く筆を折り、すべての絵画作品を焼却。
それから半世紀以上を経て、映画『影武者』を製作する中で再び絵筆をとり
作品にかける熱い思いを丹念に描きあげたのが
「画コンテ(=絵コンテ)」だった。
以来、画コンテは黒澤にとって映画製作に欠かせない
重要な創作過程の一つとなり、生涯2,000点を超す作品を残した。
完成された映画と見比べると、その人物描写、衣装、装置、照明、構図が
ほぼそのままに再現されている、という。
その絵コンテをネットから拝借して印象深いものを記録しておこう。
とにかく大迫力な「世界のクロサワ」の緻密で躍動感溢れる
絵画に圧倒された。
画才も映画製作に生きていることを実感した。
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