東京都美術館で開催中の「印象派 モネからアメリカへ」に行ってきた。

 

 

 

2024年は「印象派」という言葉が誕生して150周年になる。

この展覧会で紹介される作品は、アメリカ・マサチューセッツ州第2の都市、

ウスター市にあるウスター美術館所蔵の作品が展示されている。

 

ウスター美術館のHP.はこちら。

 

 

1898年に開館したウスター美術館は、いち早く印象派に注目し、

その作品を意欲的に収集してきた。

今回の展覧会の出展作品70点の中には

初来日となる同館の印象派コレクションが多数ある。

 

(展示構成)

 

1:伝統への挑戦
2:パリと印象派の画家たち
3:国際的な広がり
4:アメリカの印象派
5:まだ見ぬ景色を求めて

 

 

会場入り口にあった<モネの水連>は、
1910年に世界初でアメリカの美術館で所蔵された最初のものである。
 
将来性を見込んでの早い目利き!
 

 

他にも価値や評価の定まらない同時代の作品収集に力を注いできた

ウスター美術館所蔵の「印象派展」の作品は、

通常の「印象派展」では味わえない新たな発見があった。
 

例えば、これまで何度も観てきた印象派で

代表的なルノアール、シスレー、ピサロ、カサット

の作品はここで初めて視たものだった。


そして、第3章以降のフランス・パリ以外での印象派への展開を知る。

ベルギー、オランダ、スウェーデン、イタリア、ドイツなどヨーロッパ各国で

展開された印象派の作品から、日本国内の美術館が所蔵する黒田清輝、太田喜一郎、児島虎次郎、山下新太郎の作品も紹介されていた。

それから、第4章「アメリカ印象派」!

フランスで生まれた印象派が海を渡り、アメリカ各地で

独自に広がりを見せてアメリカ印象派と して展開したことが

ナマの作品を通して初体験できた。

私的に注目したのが、

 

チャイルド・ハッサム《コロンバス大通り、雨の日》 1885年 

油彩、カンヴァス ウスター美術館
 

かって旅したことがあるボストンが往時はこんな状況だったのか

と興味深かった。

 

それから、もうひとつ



デウィット・パーシャル「ハーミット・クリーク・キャニオン

1910-16年 ウスター美術館

 

グランドキャニオンが柔らかい雰囲気で描かれている。

 

デウィット・パーシャルは、他にもグランドキャニオンを描

いているそうなので、それも観てみたい。

これらはアメリカ印象派の作品。

椅子に座って記念撮影できるようになった。

 

とても普段はできないが、こういう部屋で過ごす疑似体験もできる。



印象派もアメリカにわたって、自分自身7,8回行ったことのある

ニューイングランド地方の風景画を視て、

アメリカ印象派が独自の展開を見せてくれて旅気分も味わえて

嬉しくもあり楽しくもあった貴重な展覧会だった。


 

 

公式サイト

この中にギャラリーもあります。

 

 

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