東京国立博物館の平成館で開かれている日本特有の風景や人物を題材にした

特別展「やまと絵ーうけつがれる王朝の美」第四期を鑑賞した。

(会期:~12/3(日

 

 

会期を4回に分けて展示替えしていたが、

すべてを観たかったが、日程の都合でいくことができなかった。

それで、やっとこの第四期にいくことができた。

 

(展示構成)

 

序章 伝統と革新ーやまと絵の変遷ー

第1章 やまと絵の成立ー平安時代ー

 第1節 やまと絵の成立と王朝文芸

 第2節 王朝貴族の美意識

 第3節 四大絵巻と院政期の絵巻

 

第2章 やまと絵の新様ー鎌倉時代ー 

 第1節 写実と理想のかたち

 第2節 王朝追慕の美術

 第3節 鎌倉絵巻の多様な展開

 

第3章 やまと絵の成熟ー南北朝・室町時代ー

 第1節 きらめきのかたち

 第2節 南北朝・室町時代の文芸と美術

 第3節 和漢の混交と融合

 

第4章 宮廷絵所の系譜

終章 やまと絵と四季ー受け継がれる王朝の美ー

 

展示構成にあるように、平安時代から室町時代にかけての絵画、

工芸品で構成されていて、国宝、重要文化財が目白押しで、

とても豪華な内容だった。

 

いただいたカタログから

 

 

 

第4期のみ展示では、

 

「四大絵巻」のうちの3つ、国宝「源氏物語絵巻 夕霧」(東京・五島美術館蔵)、

国宝「信貴山縁起絵巻 尼公巻」(奈良・朝護孫子寺蔵)、

国宝「鳥獣戯画 丁巻」(高山寺蔵)

 

自然の景色が神そのものを表す国宝「那智瀧図」(東京・根津美術館蔵)、

国宝「秦致貞筆 聖徳太子絵伝 第五面、第六面」(東京国立博物館蔵)、

国宝「目無経(白描絵料紙金光明経巻第三)」(京都国立博物館蔵)、

重要文化財「後白河天皇像」(京都・妙法院蔵)が展示されていた。

 

 

「やまと絵」は中国に由来する唐絵や漢画といった

外来美術の理念や技法との交渉を繰り返しながら、

独自の発展を遂げてきたのだった。そして、四季の移ろい、月ごとの行事、

花鳥・山水やさまざまな物語など、あらゆるテーマが描かれてきた。

当時の文化や社会を今に伝える貴重な絵が並んでいたので、

日本史を学ぶのに良い展示もあった。
 

最初は一つ一つの展示を全て見ていたが、

途中から出品目録を観ながらピンポイントに切り替えた。

それでも3時間近くかかった。

 

ミュージアムショップで気に入った絵葉書を購入した。

 

室町時代に描かれた

 

国宝 日月四季山水図屏風 左隻

 

国宝 日月四季山水図 右隻

 

 

国宝 信貴山縁起絵巻  尼公巻(部分)

 

 

図録は永久保存版のような内容ですが、

重くて、持ち帰り不可能な人は、オンラインで買えます。

 

 

 

公式HP

 

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