GWはどこにも出かけないことにしている。
それが叶うのも、休みはいつでもとれる状況になったから。
今年のGW中のお出かけは上野の東京都美術館での展覧会の搬入・搬出と
受付を行った3回だけだった。
その途中に立ち寄った新宿の映画館で何をやっているのか
気になった映画は「パリタクシー」。
で行ったパリの風景が懐かしく観られる
と思ったが、内容はさにあらず。
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監督:クリスチャン・カリオン |
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出演:リーヌ・ルノー ダニー・ブーン アリス・イザーズ ジェレミー・ラウールト
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タクシードライバー・シャルル(ダニー・ブーン)と
終活の高齢の乗客マドレーヌ(リーヌ・ルノー)
が辿る人生の旅路をパリの街並みを背景に、
二人の人生を変える旅となっていく。
パリの街並み、といっても、見られたのはオペラ座、
工事中のノートルダム寺院、セーヌ河畔などごくわずか。
パリの観光案内のような展開ではなかった。
あくまでもパリの数か所に
マドレーヌのこれまでの人生を辿りながら、
人生に疲れたタクシードライバーのシャルル(46歳)と
交流でだんだんと距離間がなくなっていく。
そして、人生の先輩の機知にとんだ
マドレーヌの人間的魅力に引き込まれていく。
マドレーヌの年齢設定は92歳。
背筋はぴしっと姿勢よく、美しい。
撮影時、彼女自身も92-93歳だった。
身内にこんなに長生きした女性がいないので、
良いお手本となった。
ストーリーの展開は単純ではあるが、
なぜそうなったか、その後につながる回想シーンが
随所にあって光っていた。
最後はほろりと涙が出て泣けたが、
心に響き、温まるストーリーだった~。
映画館の座席は満席で、表に出た新宿の街は、
外国人観光客で賑わっていた。
人込みが苦手なので、そそくさと帰宅した。
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