前回の日曜美術館の続きです。
夜のとばりが下りて、
オルセー美術館内に天井の月明りのもとで
写した印象深い絵画。
ブルーで描かれたのゴッホの「自画像」
ファン・ゴッホの画業は、10年ほどで、
37点の自画像を描いた。
1853年3月30日〜1890年7月29日(37歳没)
この時代、夜の描き方が格段に豊かになった。
マネ 「オランピア」 1863年
“オランピア” というのは当時の小説の中で
娼婦によく使われていた名前で
この絵に描かれているのもタイトル通りそ
の時代の高級娼婦の姿。
“裸婦” といえば主に、
神話上の女神や歴史上の主題の中で
描かれたものが中心だった時代。
世俗的な女性の裸体図を描いて
サロンへ出品するのは
型破りすぎる出来事だったため、
マネは大きな非難を浴びることになった。
女性の素晴らしいプロポーションや、
無表情のようでありながら全身から滲み出る
誘うような空気が印象的。
現在では、この作品を見ても当時の人のように
衝撃的だとか不敬だと思うことは
お化粧がとれかかった顔。
スーラが1890~1891年にかけて
制作した「サーカス」はスーラの最後の作品。
ただし、スーラはこの作品を完成させずに
病気となり亡くなってしまった。
縦1.8m横1.5mのかなりの大作。
同じく草や樹木。
ゴッホが独特のタッチで描いた街灯の光
皆、表情が違う。
ドガがとらえたカフェの情景。
この女性、もの憂げな表情をしている。
オルセー美術館内のアート鑑賞は
実際に行った時は
写真撮影不可だったので、
こういう番組はありがたかった。
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