福澤諭吉記念慶應義塾史展示館・常設展 ~追記 | Studio Kanons memory スタジオ かのんズ メモリー

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過日、慶応義塾大学 図書館旧館の2Fにある

福澤諭吉記念慶應義塾史展示館に行った。

 

 

展示館に入って、まずオープニング映像を見た。

 

福澤が三田に残した気風をよく伝える3つの逸話を核とした

5分余りの内容で、

福澤諭吉の声を市川猿之助(彼は塾員)の落ち着いた太い声で

再現してあった。

 

それは、明治の中頃、塾の人間関係を知らない新入生に福澤諭吉が、

うちの学校では教師も塾生も同じ仲間、「いわば、同格だ」と

言い放つシーンであった。

 

ここで市川猿之助の声を聴けると思っていなかったから、

なんだか嬉しい。

 

内部は創立者である福澤諭吉の生涯と160年にわたる

慶應義塾の歴史が展示されていた。

 

            いただいた展示室のガイドマップ

 

常時150点以上を展示。

福沢の生涯や教育理念、

影響を受けた人々を紹介し、

近代化の歩みに位置付けて

解説されていた。

 

ここで、自分なりに興味深い展示を記録しておこう。

 

福澤諭吉が書いた、慶應義塾の目的を簡明に言い表した一文。

 

今でも、慶應の教育ではこの文が浸透しており、

義塾内では、そらんじて言える人も少なくない。

 

「智徳」とは、「智恵(intellect)」と「徳義(moral)」。

 

そして、智徳を備えた人物がおのずと持ち合わせる高尚な人格のことを

「気品(character)」といい、門下生にこれを求めた。

 

決してルックスとか言葉使いではない。

 

さらに、これらの考えを口にするだけでなく、

 

「身を以て実践」することによって

 

全社会のリーダーになる、という意味である。

 

 

福澤諭吉の生涯と慶應義塾の160年の歴史を通して、近代文明を考える

  独立自尊

       

独立自尊 :  

自他の尊厳を守り、何事も自分の判断・責任のもとに行うことを意味する。

 

大好きな言葉ー独立自尊!

 

福沢が20代の頃だから若い。

 

 

 

激動の時代に生きたからこそ、

 

 

 

 

感服する。

 

 

 

 

 

 

 

交詢社-今は交詢社ビルのファザードの一部となって保存されている。

 

萬來社は、現在、三田キャンパス南校舎(3F)に存在し、

「社中交歡 萬來舍」として、

塾員ならびに教職員が世代・分野を超えて集える新たな交流の場として

各三田会をはじめ塾員同士の会合・打合せ・勉強会等に利用されている。

 

席数(ラウンジ):

63席

個室3室(有料) :

個室1(12席)
個室2(12席)
個室3(16席)

 

 

1923年(大正12年)頃の三田キャンパスを再現した模型

 

 

この乳母車-日本初の乳母車といわれている。

 

慶応3年(1867)、2度目の渡米(3度目の海外渡航)の際、

福沢が子供への御土産として持ち帰ったもの。

 

「学問のすすめ」-初版本

 

 

1872(明治5)年~76(同9)年に書かれた17編の小冊子。

 

 慶応義塾塾長を務めた小幡篤次郎との共著になる初編の中で、

活版で数百部だけ刷られたとみられる

 

冒頭の有名な言葉

 

天は人の上に人を造らず、
人の下に人を造らずと云えり”


次に同時開催の第1回企画展に行った。

続きはこちら

慶應義塾史展示館 開館記念第1回企画展 | Studio Kanons memory スタジオ かのんズ メモリー (ameblo.jp)

 

 

会 期:7月5日(月)~9月11日(土)

会 場:福澤諭吉記念慶應義塾史展示館(三田キャンパス 図書館旧館2F)

https://history.keio.ac.jp/  

 

 

 

 

YouTubeさんよりいただいた展覧会の内容

内部映像(2021年4月末

 

 

 

 

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過日、慶応義塾大学 図書館旧館の2Fにある

福澤諭吉記念慶應義塾史展示館に行った。

 

 

展示館に入って、まずオープニング映像を見た。

 

福澤が三田に残した気風をよく伝える3つの逸話を核とした

5分余りの内容で、

福澤諭吉の声を市川猿之助(彼は塾員)の落ち着いた太い声で

再現してあった。

 

それは、明治の中頃、塾の人間関係を知らない新入生に福澤諭吉が、

うちの学校では教師も塾生も同じ仲間、「いわば、同格だ」と

言い放つシーンであった。

 

ここで市川猿之助の声を聴けると思っていなかったから、

なんだか嬉しい。

 

内部は創立者である福澤諭吉の生涯と160年にわたる

慶應義塾の歴史が展示されていた。

 

            いただいた展示室のガイドマップ

 

常時150点以上を展示。

福沢の生涯や教育理念、

影響を受けた人々を紹介し、

近代化の歩みに位置付けて

解説されていた。

 

ここで、自分なりに興味深い展示を記録しておこう。

 

福澤諭吉が書いた、慶應義塾の目的を簡明に言い表した一文。

 

今でも、慶應の教育ではこの文が浸透しており、

義塾内では、そらんじて言える人も少なくない。

 

「智徳」とは、「智恵(intellect)」と「徳義(moral)」。

 

そして、智徳を備えた人物がおのずと持ち合わせる高尚な人格のことを

「気品(character)」といい、門下生にこれを求めた。

 

決してルックスとか言葉使いではない。

 

さらに、これらの考えを口にするだけでなく、

 

「身を以て実践」することによって

 

全社会のリーダーになる、という意味である。

 

 

福澤諭吉の生涯と慶應義塾の160年の歴史を通して、近代文明を考える

  独立自尊

       

独立自尊 :  

自他の尊厳を守り、何事も自分の判断・責任のもとに行うことを意味する。

 

大好きな言葉ー独立自尊!

 

福沢が20代の頃だから若い。

 

 

 

激動の時代に生きたからこそ、

 

 

 

 

感服する。

 

 

 

 

 

 

 

交詢社-今は交詢社ビルのファザードの一部となって保存されている。

 

萬來社は、現在、三田キャンパス南校舎(3F)に存在し、

「社中交歡 萬來舍」として、

塾員ならびに教職員が世代・分野を超えて集える新たな交流の場として

各三田会をはじめ塾員同士の会合・打合せ・勉強会等に利用されている。

 

席数(ラウンジ):

63席

個室3室(有料) :

個室1(12席)
個室2(12席)
個室3(16席)

 

 

1923年(大正12年)頃の三田キャンパスを再現した模型

 

 

この乳母車-日本初の乳母車といわれている。

 

慶応3年(1867)、2度目の渡米(3度目の海外渡航)の際、

福沢が子供への御土産として持ち帰ったもの。

 

「学問のすすめ」-初版本

 

 

1872(明治5)年~76(同9)年に書かれた17編の小冊子。

 

 慶応義塾塾長を務めた小幡篤次郎との共著になる初編の中で、

活版で数百部だけ刷られたとみられる

 

冒頭の有名な言葉

 

天は人の上に人を造らず、
人の下に人を造らずと云えり”


次に同時開催の第1回企画展に行った。

続きはこちら

慶應義塾史展示館 開館記念第1回企画展 | Studio Kanons memory スタジオ かのんズ メモリー (ameblo.jp)

 

 

会 期:7月5日(月)~9月11日(土)

会 場:福澤諭吉記念慶應義塾史展示館(三田キャンパス 図書館旧館2F)

https://history.keio.ac.jp/  

 

 

 

 

YouTubeさんよりいただいた展覧会の内容

内部映像(2021年4月末

 

 

 

 

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