トレド大聖堂は、
1226年に建設をはじめ、1493年に完成した。
スペインゴシック様式最高傑作ともいわれる大聖堂!
トレド大聖堂は4つの側廊と22の礼拝堂からなり、
スペインで一番の規模を誇り、
高い芸術性を維持していた。
免罪の門には「最後の晩餐」のキリストと12使徒の像がある。
ここは時間の関係で外から眺めるのみだった。
次にサントトメ教会に行った。
荒廃していた教会をオルガス伯爵が私財を投じ
14世紀に再建した。
そのときに建築された、教会のシンボル「モサラベの塔」は現在トレドに残る最も素晴らしいムデハル様式といわれている。
サントトメ教会には入場できたが、教会内部はそれほど広くない。
エル・グレコの最高傑作といわれる
「オルガス伯爵の埋葬」が所蔵されている。
作品は入ってすぐの部屋にあって、
その絵のすぐ下にはオルガス伯爵の石棺も安置されていた。
亡くなったオルガス伯爵を、天から聖アウグスティヌスと聖ステファンが地上に舞い降りてきて埋葬している場面を表わしていて、その周囲の人物は当時実在した人たちといわれており、
また上部には伯爵の魂が天使により雲上の聖母マリアとキリストへと捧げられている、という
二つの場面を同時に描いるそうである。
門外不出の作品をナマで味わえた。
ここに泊まったわけではないけれど、傍のホテル。
土産物屋さんや美味しいパン屋さんが並んでいた。
もと来た道を戻りながら見たドアノブは手の形
ドアの飾りは、ホタテ貝の殻のデザイン。
ホタテ貝は巡礼者の証だそうだ。
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