瀬戸内海を臨む東山魁夷せとうち美術館は、
瀬戸内海の美しい自然に囲まれ、
祖父の出生地である櫃石島を望む地にあった。
東山魁夷(1908~1999)の祖父は香川県坂出市櫃石島の出身で、
香川県とゆかりが深いことから、ご遺族より版画作品270点余の寄贈を受け、
これら作品を広く鑑賞していただくため整備された。
館蔵品の大半は石版画であるので撮影可だった。
館内にあったスライドから東山魁夷の戦前の作品の一部に触れておきたい。
その他に東山魁夷の作品が見られる所。
生前、日展への出品作など代表作の多くを東京国立近代美術館と長野県に寄贈。
長野県信濃美術館に東山魁夷館(谷口吉生設計)を増設し、
寄贈された作品の常設展示にあてている。
その他、少年時代を過ごした神戸市にある兵庫県立美術館、
戦後の復員直後から死去するまで暮らしていた千葉県市川市には、
自宅に隣接して市川市立東山魁夷記念館が開館。
東山魁夷がお好きな方は、どうぞ!