バルビゾンに隣接するフォンテーヌブローへ向かう。

バスから降りると田園風景を背景に、広大な庭がある屋敷が多かった。

乗馬クラブもあるせいか、道にボロ(馬の糞)がボロボロ落ちていて、

踏まないように気をつけて歩いた。

 

雨が止むことなく降り続きカメラの調子が悪くなった。

 


パリの南東65kmにあるフォンテーヌブローの森に囲まれた

 

世界遺産『フォンテーヌブロー城』にはバスから下りて3分ほど歩いて到着。


雨に滲んで見えるフォンテーヌブロー城

ベルサイユ宮殿は、

このフォンテーヌブローの古城を模したもので、

広さはベルサイユよりも広い。

 

もともとは国王が夏の終わりから秋の初めに狩猟を楽しむための城だったにもかかわらず、代々の君主たちが美しい改装を重ねてきた。

 

城の庭園も広大で、敷地内には今でも釣りが楽しめるという長さ1,200mの運河が流れ、

樹木が生い茂っていた。

 

フランスの才能が発揮されたルネサンス時代から19世紀末までの建築史・内装史の教科書といっても良い神聖な住居、といわれている。

 


フランス革命後、フランス皇帝となったナポレオン・ボナパルトは、

 

ベルサイユ宮殿よりもフォンテーヌブローの方を愛し、

 

ここを自らの権力の象徴するような宮殿にしようと、改築に力を入れたそうである。

ナポレオン1世が失脚してエルバ島に流される時に、

 

この城のここから下った馬蹄形の階段。



その馬蹄形の階段から見た正門。

観光客は国際色豊か。

 

 


カメラの調子が悪くなったので、

以下、「FONTAINEBLEAU」という現地で購入した日本語版の本より抜粋写真を掲載する。



庭園から見たフォンテーヌブロー城



マリー・アントワネットの私的空間だった。

 

つづきます。