赤川次郎さんの作品に


「かけぬける愛」

と いうのが ありまして。



主人公 

朋子の父が銀行のお金を
1億円横領して愛人と失踪し、
それが原因で  母は 入院。



そして、朋子の 破談。

その日から、
彼女の運命が
変わっていきます。

 

 

肉親ゆえの苦悩と葛藤

 

 

たび重なる不幸に

朋子の心は揺らぎますが

 


殺人が絡んだ事件の背景には、
企業の非情なからくりが ・・。

 



結婚を控えている娘が
父に愛人がいたことを

知った時の心情だけでなく


失踪までしてしまったことを
知ったときの苦悩と葛藤は・・・



計り知れないものでしょう。

 

 

わたしの父も、そうでしたしね。



父は、母と兄、わたしを置いて、
その人の元に 行きました。

娘ほども年の違う女性のもとに。




わたしが

3歳になる頃でしたので、
記憶にはありませんが。

 



そののち、
身体を壊した父を介護し、
看取ってくれたと、
兄からだったか・・・

 

聞きました。



そういった意味では、
その女性には感謝してます。

 

 

運命の輪が動き出す時

 


平和な家庭に 

突如、嵐が襲う。



何かをきっかけに

運命の輪が 大きく動き出す。



唐突に起こることもあれば、


予兆めいたものや、
予見していたことも、あり。

 

 



 

この物語ほどではなくても


これは現実の世界でも 
あることですが



そういったときこそ、
自身が どうあるか。



動かしがたい状況にあっても


どう立ち向かっていくかで、
今後が大きく変わっていくか・・・


と、いうことでしょうね。

 

 

愛は戻らない・・・

 

結末は 

余韻が残っておりまして。



肉親ゆえに

許しがたい裏切り。

 



許したい。
許せない。



けれど、

深いところでの父への思慕が
ヒロインを

父の元へと 向かわせる。

 



愛を 取り戻すために。



でも・・・

愛は もう戻ることは

なかった。




閉じているはずの指の間から 
砂がこぼれ落ちるように

風が木々の合間を 
かけ抜けるように。


かけぬける愛・・・
 

 

赤川氏が 
物語のタイトルにした意味が
分かる気がします。

 

 


家族の きずな。


友人間の親密なつながり。


物理的な距離を超えた 

つながり。


結婚の契り。


婚姻関係を超えた つながり etc

 



新たな気持ちで

相手や周囲と関わり、
その関わりの中で学び
自分自身を高めたいときに
クローバー久遠~kuon

 

 

本物の関係だけを残し、
育んでいけるように

促します。

 

 

 

 

スター 自宅または

ご希望の場所での受け取りになります

 

 

ひとりでは難しいし、
断念しがちになる道のりを
あなたを笑顔に変えるために
お手伝いさせていただきます。

 

 

 

Wish:個人セッションご利用案内