セリアの刺し子・ミニ花ふきんをアレンジ  | 虹音(kanon)の気まぐれブログ

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最近、刺し子の花ふきんを記事のおまけで載せていますが、今回は"刺し子の花ふきん"の記事です。


まずは刺し子と花ふきんについての説明から。

【刺し子】とは

日本に古く(16世紀初めの頃)からある伝統手芸で、
衣服の補強や保温に加えて豊作・魔よけ・商売繁盛といった人々の願いや祈りを込めた装飾のために、重ねた布を手で刺し縫いしたのが始まりと言われています。

特に東北地方に伝わる刺子が広く知られていて、

青森県津軽地方の「こぎん刺し」
青森県南部地方の「菱刺し」
山形県の「庄内刺子」

日本三大刺子

と呼ばれています。


【花ふきん】とは


一面に刺し子をされた布巾のことをいいます。

台所や茶道具の上にかける飾りふきんとして使われることが多いようですが、もともとは晒しです。吸水性もよいため、ご飯や蒸し料理の湯気とり、茶碗拭きなど、用の美を備えた道具として、用いられてきました。

(ネットからお借りしました)


花ふきんは、

最初は飾り布巾で見て楽しみ

下矢印

その次は食器拭きとして使い

下矢印

劣化してきたらテーブル拭き

下矢印

最後は雑巾


という流れで使えます。


体験談ですが、食器拭きで使用する場合。

漂白剤を使用する為に段々と糸の色も生地も薄くなっていきましたが、糸の色は薄くなっても残りました。

最後に雑巾となった時は、生地もかなり薄くなっていて、穴があくまで使い切りました。


しっかり最後まで使い終えた時には感謝が溢れ、大切に使い切れた達成感はありましたが、劣化していく過程は切なかったです。

現在は飾りふきんまでの利用で、その先にはなかなか進めませんアセアセ




私が手に入りやすい花ふきんは、手芸店で販売されているオリムパス


の花ふきんです。


出来上がりは31✖️31cmで、主に飾り布巾として使用しています。

模様の種類も豊富で、1時間ぐらいあれば完成できる簡単な絵柄から、何ヶ月もかかる模様まで様々。

近年では次々と新作も出ています.


あと、百均のセリアでも販売されていて、セリアの物は16✖️16cmと小さめで、花瓶敷きとして活躍してくれています。


こちらも沢山の模様がありますが、模様によっては実線で書いてある為に、なみ縫いの幅などを勘で縫わなければいけません。(今回のご紹介の物もそのタイプ)


簡単な模様は小さい分出来上がりも早く、価格は税込み110円。気楽に作れます。

刺し子糸もセリアで販売されていますので、針があれば一つの糸と布の220円で一枚のミニ花ふきんが作れるので、お試ししたい方におすすめですニコニコ


因みに点線の絵柄の方が、線に合わせて線の上を縫うだけなので簡単に綺麗に仕上がります。




本題に入ります。

最近、セリアで刺し子用 ミニ花ふきんを購入しました。



模様が逆向きに入っていたので図柄を回転。

日本の伝統文様である"青海波(せいがいは)"です。


広い海がもたらす恩恵を感じさせる波模様に見立てられる柄で、無限に広がる波の文様に未来永劫へと続く幸せへの願いと、人々の平安な暮らしへの願いが込められた縁起の良い柄です。

(電波の受信状況のアンテナマークにそっくりですね。)


日本の紋様と思っていましたが、もともと古代ペルシャのササン朝(226年から651年)様式の文様で、古代ペルシャからシルクロードを経て伝わって来たそうです。



こちらの青海波の柄を購入した理由は、

アレンジして季節飾りにする為です。



今回は途中からですが、完成までの工程を撮影したのでご紹介します。


注意《出来上がりのお楽しみで、一部分ずつの公開です》


開封して広げたところです。



最初に内表で半分に折り、


裏返した状態


外周の点線の外側を、最後まで縫わずに返しの部分(5センチほど)を残して二枚を縫い合わせます。

縫い残しの穴から生地を引っ張りだすように生地を返して外表になったら残りを縫閉じます。

(この工程は撮影できていませんあせる)


次に、水で消えるチャコペンで線を描きます。

(ダイソーのペンを使用。線の間隔など全て適当です。)





刺し子糸で輪郭線をなみ縫いします。

(糸はオリムパスの新製品のラメ入りの刺し子糸を使用)






中央のマスは、図柄通りに線の上をなみ縫い。



右端は、横に沿って沢山なみ縫い




下の部分は色を変えて縫います。




左端に、円を2つずつ描いて濃い目の色で縫います。

刺し終わりました。




水洗いします。



左下の空白部分が中途半端になってしまったので、模様を追加して縫いました。



パステルカラーのラメ入りの糸で、実物はキラキラキラキラしています。





写真立てがあったので、強引に真ん中を折り曲げて入れてみました。

窮屈感が半端ない…。

翌日。

ダイソーで、メッセージボードを購入。

(写真立ては適応のサイズがありませんでした…ガーン)

偶然にも、刺し子の絵柄の"麻の葉"の模様。

魔除けで子供の成長を願う柄で、端午の節句にピッタリラブラブ

桜と富士山も、前回の刺し子に通じるものを感じ嬉しかったですニコニコ


メッセージボードの中に、完成品を貼って終了でもいいし、見た目にもここまでの方が好みなんですが、

魔除けの吹き流しの色を入れたく、ここから額を装飾しますニコニコ


ミニ花ふきんを両面テープで貼りつけた後に、マスキングテープで装飾(全てダイソー商品)

メッセージボード立てもダイソーで購入。


マステを貼って完成…。

けど、まだ何か物足りない…。


びっくり電球キラキラ


小学生のお子様が、私の為にと折ってくれた

カブト

を乗せてみました。(ありがとう♡おねがい)




完成キラキラ虹爆笑


SeriaDAISOのコラボ作品照れ


青海波模様
ミニ花ふきんアレンジ作品

刺し子の

こいのぼり飾り🎏

でした。

(こいのぼりに見えるかな??

メインが目立たないのも、上下と横の色のバランスの悪さすら愛おしい爆笑)


丁度、視線の先が兜爆笑

本物のこいのぼりの視線は下を向いていますが、

低い場所に飾るので、上目遣いにしてみました。



今回の作品は、

刺し子に5〜6時間、

装飾に30分ほど

の所要時間でした。



因みに、五節句は中国から伝わった行事ですので、

吹き流しの色(七夕の短冊も同じ色)は決まっていて、

陰陽五行の色となっています.


節句の陰陽五行の5色の吹き流しは、マスキングテープで表し、額の上下に4色を使いました。


左右の和柄は"矢羽根"という、これまた刺し子の模様爆笑

破魔矢の由来から魔除けの意味と、

幸せの方向へ飛んで行くようにとの願いもあるそうで、白色と紫が入っているので五行の色を揃える役割で使いました。ダイソーにあって良かったですニコニコ


矢車なども入れる方が理想的ですがアセアセ、矢羽根でOKにしました。


昔は手芸用品は手芸店での購入が基本でしたが、今は百均も充実しているので、ここ数年はかなりお世話になっていますおねがい





ご覧いただき、ありがとうございましたおねがい