セカンドオピニオンでのお話 | かのんのんのブログ 肺がんの旦那さんと一緒に

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H25 6月、旦那さんが肺がんの診断されました。

翌7月に右肺を切除。術後抗がん剤治療をしましたが、H26年3月に再発、全身骨転移、胸膜播種の診断。
分子標的薬のタルセバ開始。その後、治験も含め治療しましたが、H28年 10月18日旅立ちました。ありがとうございました

 先月の9日にせっかくセカンドオピニオンに行ってきたのですが、翌日の緊急入院やらなんやらで書けませんでしたショック

 4月1日は造影CTと昨日の脳のMRIの結果を聞く日でした。
この結果でタルセバ+アバスチン継続かタグリッソへ移行かが決まるはずでした。

 私の希望はタルセバ+アバスチン継続で、できればタグリッソはもう少し取っておきたいんですけどねあせる

その結果はまた今度で。

さて、セカンドオピニオンのお話です。

先月の9日に夜行バスに乗り、行ってきました。
ブログを通して知り合った方お二人の主治医です。
『本気で4期の肺がんを完治させる。』信念を持っていると言われている先生です。

ちなみにウチの主治医も言ってました。
『本気で抗ガン剤で4期の肺がんを完治させると頑張ってる先生。でも怖いんだよねー。』と。

まず、30分遅れで先生登場。おっきい、優しそうな先生でした。
で、始まったのですが
『で。どこに通ってるの?あぁ○○がんセンターか。なら大丈夫。心配はないから。Sに任せておけば良い。』
と言われ、事実上セカンドオピニオン終了ガーン

でも、せっかく来たからね~と言われて、色んな可能性でお話をしてくださいました。

 まずは、EGFR陽性で分子標的薬使用し、耐性ができた後。
50パーセントくらいの割合でT790Mがでる。
でも、出なかったとしても、生検の場所により多分T790Mはあると思うとのことでした。

まあ、T790Mが出ればタグリッソ。副作用も軽く使いやすい薬。
皮疹もほとんどないそうです。下痢はあるようです。
おすすめだそうです。

あとは治験薬になるのかな?
CO1686
ベーリンガー
EGF816←旦那さんがした治験薬です。

 で、万が一T790Mが検出されなかった場合。
EGFR陽性であれば
ジオトリフ>タルセバ>イレッサで再度使用。
 プラスαでアバスチン使用。

EGFRが消失していたら、通常の抗ガン剤治療。

やはり小細胞がんへの変異もあるそうで、こちらも小細胞がんの治療に基づき抗ガン剤使用となるそうです。

そして、EGFR以外の遺伝子変異。
もちろん、ALKであればアレセンサなど。

ほかにもRET、HER2、c-METなど。

HER2であれば、
 ジオトリフ、ハーセプチン、カドサイラ
カドサイラの治験は岡山大学病院と山口宇部医療センター?で行われているそうです。

RETであれば、アレセンサ

PD抗体が+であれば、オプジーボ。+++であれば、7~8割の確率で効果を望めるそうです。
ただ、オプジーボは特にPD抗体が+でなくても使用できるので、うちの主治医は特に調べなくても良いと思うと言ってました。

また、T790Mが出現している場合、ガンの進行は緩やかになる?と言ってました。
…旦那さんはどちらかと言えば進行が早い気もするんですけどね( ;´Д`)
よく分かりません。

あとはオススメの抗ガン剤のレジメだったり、〇〇大学秘伝のレジメだったりを教えてくださいました。

授業を受けてるみたいで、なかなか楽しかったですよにやりマンゾグで終了しました。

あいにく雨で全く観光はなしで帰りました(つД`)ノ
それは残念。
でもオススメのお土産を買いまして。
これが本当に美味しくて❤︎教えてくださってありがとうございましたにひひ

今度は観光で家族旅行したいです。早く元気になって欲しいですね~。


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