こんにちは。

スピリチュアルタロット占い師 月杜奏音(つきもりかのん)です。

 

いつも読んで下さって、ありがとうございます。

 

 

前回の続きです。

 

 

『犬達も吠えんかったし、あなたが帰ってくる前、別に不思議なこととか何もなかったと思うよ。なんで?』

 

と返事をした私に夫が話し始めました。

 

 

夫は普段、公共機関を乗り継いで通勤しているのですが、その日の朝は電車が止っていて、自分の車で出社しました。

 

 

そして、仕事を終え運転しながら帰ってきていて、もうすぐ家というところで、運転席の前の・・・速度とかが表示されている液晶モニターって言うんですかね・・・、

 

 

そこに突然、ざざざ・・・とノイズのようなものが入り、画面が昔のアナログテレビの頃のような、砂の嵐状態になったそうです。

 

 

去年買ったばっかりの新車なのに、もう壊れたん?なんで?と思いながら、自宅が見えるようになる最後のカーブを曲がったとき、

 

 

白いモヤ・・・夫いわくゲゲゲの鬼太郎に出てくるぬりかべのような形のものが、自宅の外階段を上がり、浮いたままスーッと玄関の方へ移動していくのが見えたそうなのです。

 

 

駐車場に車を停め、玄関を開けても何もいなかったそうです。

 

 

気のせいかな・・・だけど、そういえば今日は仕事中から肩が重くて疲れたな・・・と思いながら、ただいまーとリビングのドアを開けたそうです。

 

 

そのタイミングが、最初に私が書いた夫の首に巻きついている女の霊が視えたときの会話に続いています。

 

 

夕飯の準備を済ませ、お互いが正面で向き合ってご飯を食べはじめた時に私は言いました。

 

 

『幽霊と言えばっていう定番姿の白い着物を着た長い髪の女の人が、あなたの首と肩の辺りにくっついとうよ』

 

 

「えっ、マジ・・・・」

 

 

『今日、会社からどこかに出向いた?』

 

 

「うん・・・」

 

 

『あんまり顔がハッキリ視えんっちゃけど・・・』

 

 

と言って、私は座っている夫のそばに行き腰をかがめて、その顔をしっかり視ようと思って、顔を下に向けているその女の幽霊を覗き込みました。

 

 

なんとなく目が合ったその顔に、私は見覚えがありました。

 

 

次回へ続く

 

 

 

 

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