こんにちは。

スピリチュアルタロット占い師 月杜奏音(つきもりかのん)です。

 

いつも読んでくださって、ありがとうございます。

 

 

今日は、私が以前から感じている「占い師としての資質」について、少しお話ししたいと思います。

 

 

「占い師って、誰でもなれるんですか?」「霊感がないと、占い師にはなれないんでしょうか?」そんなことをよく聞かれます。

 

 

霊感がなくても、占い師になることはできます。タロットカードや四柱推命などの知識を身につければ、占い師として活動を始めること自体ができると思います。

 

 

でも私は、占いの技術があることと、人の人生相談を受けられることは、まったく別の話だと思っています。

 

 

実は以前、占いを学んでいた頃、ある男性の先生の言動に、何度か違和感を覚えたことがありました。

 

 

その方は離婚されていて、お子さんは元奥様と暮らしているそうです。ある時、その方がこんなことをおっしゃいました。

 

 

「僕は、子供とは時々会うくらいがちょうどいいんですよね」

 

 

その言葉を聞いた時、私は正直、驚きました。

 

 

当然ながら、離婚に至るまでには、それぞれの家庭の事情があるでしょう。親子の関係だって、家庭によってさまざまです。

 

 

離れて暮らしていても、子供を大切に思っている親御さんはたくさんいらっしゃると思います。でも、私が引っかかったのは、そこではありません。

 

 

子供と時々会うくらいが自分にはちょうどいい。それを、あまりにも当たり前のように、堂々と口にされたことでした。

 

 

子供の気持ちはどうなんだろう。会いたい時に会えない寂しさはないのだろうか。日々の子育てを担っている元奥様の大変さは、どう感じているのだろうか。

 

 

そんなことを考えてしまったんです。

 

 

もちろん、家庭環境・親子関係に関して、これがベストという答えはありません。

 

 

ただ、少なくとも私は、その言葉を何のためらいもなく口にする方に、自分の大切な人生相談をしたいとは思えませんでした。

 

 

そして、違和感を覚えたのは、それだけではありません。

 

 

四柱推命を教わっていた時のことです。男性の命式では、子供を表す星として官星を見る、という説明がありました。

 

 

その際、官星には自分を剋するという意味もあることから、私は冗談交じりに、「うちの主人も娘に剋されていますから、分かります(笑)」とお話ししました。

 

 

すると、その先生は、「あー、四柱推命でいう子供って、男の子だけなんよねー」と、あっさりおっしゃったんです。

 

 

私は、その言葉にも驚きました。確かに四柱推命には、古くから伝わる男女別の解釈があります。でも、それは昔の社会背景の中で作られてきた考え方でもあります。

 

 

今の時代、息子も娘も同じように大切な子供です。

古典的な解釈を教えること自体が悪いとは思いません。

 

 

ただ、そこで話を終わらせるのではなく、現代の家族のあり方に照らして、どう読み解いていくのか。そこまで考える柔軟性も必要なのではないでしょうか。

 

 

何より、そう言われた相手がどう思うのか。想像力もとても大切だと思います。

 

 

そして、もう一つ。その先生は、ご自身が知らない人物の話題になると、「その人、知らないです」と即答されることがありました。

 

 

それが、世間では非常によく知られている方であってもです。前提として、どれほど有名な人でも、知らないことはあります。私だって知らないことだらけです。

 

 

でも、私なら、「どんな方なんですか?」「どういうことで有名な方なんですか?」と、まず聞いてみたいと思うんです。

 

 

知らないことが問題なのではありません。知らないことを知ろうとしない、その姿勢が気になるのです。

 

 

占い師のもとには、本当にさまざまな方がいらっしゃいます。年齢も、職業も、家庭環境も、これまで歩んできた人生も違います。

 

 

自分の経験したことのない世界の話を伺うことだって、当然あるでしょう。

 

 

そんな時、自分の知っていることや、得意な分野の話しかできなかったら、どうなるでしょうか。

 

 

相談者の話を十分に理解しないまま、自分の価値観だけで判断してしまうことにもなりかねません。

 

 

私は、占い師だからといって、立派な人生を歩んできた人でなければならないとは思っていません。

 

 

私自身、決して順風満帆な人生を歩んできたわけではありません。でも、だからこそ思うんです。

 

 

失敗した時に、自分と向き合ってきたか。人を傷つけた時に、その痛みを考えたことがあるか。自分とは違う価値観を持つ人の気持ちを、理解しようとしてきたか。

 

 

そして、知らないことに出会った時、謙虚に学ぼうとしてきたか。

 

 

そうした積み重ねが、人の悩みを受け止める力につながっていくのではないでしょうか。

 

 

どれほど占いの技術に優れていても、相談者の気持ちを置き去りにしてしまっては意味がありません。

 

 

占い師の役割は、自分の価値観を押しつけることではなく、その方が納得できる道を見つけるお手伝いをすることだと思っています。

 

 

占いの勉強に終わりがないように、人としての学びにも終わりはありません。

 

 

私もまだまだ勉強中ですが、勇気を出して私を頼ってくださった方に、「相談してよかった」そう思っていただける占い師でありたいです。

 

 

占い師である前に、まず一人の人間として。

 

 

今日は、そんな私の思いを書いてみました。

偉そうでごめんなさい。

 

 

最後まで読んでくださって、ありがとうございました。

 

 

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