GWが終わり、また日常が戻ってきました。

今朝は残念ながら雨です。

 

久しぶりに本棚をみていたら、懐かしい絵本を見つけました。まだこのブログでご紹介したことが無かったかしら?かなり古くて、たくさん読んだり見たりしたので、本来真っ白だった表紙の部分がかなり黄ばんでいます(笑)

 

 

この白い空間がこの絵本の魅力の一つで、緑の縁の中が、この絵本のステージと言っていいと私は勝手に思っています。表紙のステージには赤いチョッキを着たねずみくんだけですが、順番に仲間の動物がここに登場してきます。

 

 

1974年 ポプラ社 「ねずみくんのチョッキ」

作・なかえよしを  絵・上野紀子

 

【絵本の内容】

おかあさんがあんでくれた、かわいいチョッキ。「ちょっときせてよ!」と動物のなかまたちが着ていくうちに・・・。あらあら、チョッキがどんどんのびて、ぞうさんが着たらそれはそれは大きくなって・・・最後のページで、そのチョッキをある乗り物にして遊ぶねずみくんの姿がまた可愛いいお話です。

 

 

中表紙の題名のところ↓

お分かりになりますか?「チ」の字に赤いチョッキを着せてあります。きっと作者もこのチョッキが着たかったのではないかと想像できます(笑)

 

 

作者のなかえよしをさんと上野紀子さんは大学の同級生で、ご夫婦で、名コンビ!おふたりが創った「ねずみくんのチョッキ シリーズ」は35作品あるそうで、半世紀近く子どもたちに愛されてきた大人気の絵本です。2019年に上野さんが亡くなった時はショックでなかえさんは大丈夫かしら?と、とても心配しました。もちろんお会いしたこともないのですが・・・

 

 

私は息子が生まれて少ししてから、近所の子供たちに読み聞かせをするグループにはいり、活動していたことがあります。その頃、このねずみくんのチョッキシリーズの一つ「りんごがたべたいねずみくん」をパネルシアターにして動物やりんごを作って遊んだこともあありました。

 

これ↓はおなじみ月間「MOE(モエ)」です。

このときは大好きな「ねずみくんのチョッキ」を特集していて、更に付録にクリアファイルイルが付いていて、迷わず購入した一冊です。

2020年5月号

ねずみくんのチョッキ

なかえよしを・上野紀子夫妻の物語

 

 

この「MOE」という雑誌はたくさん持っていて、花音が朗読する際には貴重な情報源にもさせていただいています。

 

かこさとしさん

 

茂田井武さん

 

 

そして薫さんにとっての宝物の一つとして以前のブログで紹介しています↓

 

 

最後に・・・

とても嬉しいことがありました。花音が今年8月に新たな会場で朗読コンサートをさせて頂くことになりました。このことはまた情報公開できるようになったら改めてお知らせさせて頂きます。

 

 

そして、何と言っても7月に開催される神奈川近代文学館での朗読コンサートをどうぞよろしくお願い致します。

 

 

泉 20230508