こんにちは。
ゴールデンウィーク目前ですね。
みなさんは、楽しい計画、立てていますかー?
私はといえば・・・。
今年も静かに家近辺をうろうろ、になりそうです。
さてさて。
先日、とっても素敵な安野光雅さんの絵本を買いましたよ。
こちらです。
「あいうえおみせ」 安野光雅 さく/え 福音館書店
紹介文を引用します。
あめ屋、石焼きいも屋、運送屋、えんとつ屋、おけ屋……。
「あいうえお」と「いろはにほへと」で始まるお店屋さんが大集合。
ページをめくるたびにあらわれる、たくさんのお店、お店、お店……。
どんなお店屋さんがあるのか、どこでどんなものが買えるのか、絵をじっくり見て、いろんなものを見つけて楽しんでください。
もう少し詳しくご紹介しますね。
見開き一頁、上半分に右から5つ、下半分に右から5つ、お店の絵が並んでいる、という絵本です。
たとえば、一ページ目を開いてみたとします。
上半分を見てみますと、左から順に、「あ」「い」「う」「え」「お」で始まるお店が描き込まれています。
あめや、いしやきいもや、うんそうや・・といった具合。
そして、下半分には「い」「ろ」「は」「に」「ほ」で始まるお店が描き込まれています。
いしや、ろくろや、はなや・・・といった具合です。
文章はありません。絵だけです。
今の子どもたちにもなじみのあるお店やさんから、なじみのないお店やさんまで、こまごまと描き込まれた素敵な絵がたっぷり。
それも、がぎぐげごなどの「濁音」や、ぱぴぷぺぽなどの「半濁音」で始まるお店まで描かれてい.るんですよ。
数えたら、なんと!!
トータルで118店ありました!! すごい!!
でも中には「ん??」というものも混ざっていたりして笑ってしまうことも。
遊び心がおありだった安野さんらしいです。
そしてこちらが裏表紙です。
文字を覚える年頃の子どもさんやお孫さんと一緒に読む方が多いようですね。
安野さんの絵が大好きな大人の私はといえば。
「なんてコスパが良い本なのだ!!」と大感動して購入した次第です。(下品ですいません(^0^;))
水彩の絵の具でサラッと描いたような絵がとにかくきれい。
色遣いにウットリです。
そして可愛い!!
隅から隅まで見ていると、どこか知らない国、知らない街、知らない時代にまぎれこんだような気分になってくるのが不思議。
登場している人間達も、日本人のような、そうでないような・・・。
安野さんの描く絵の特徴かな?
年代を問わず、いろんな人が楽しめる絵本だと思います。
このGWにでもパラパラといかがでしょうか♪
※ちなみに、安野光雅さんについては、花音でも朗読をさせていただいた作品が何冊かあり、以前、ご紹介させていただいています。
よろしければ併せてご覧くださいませ。
薫 20220426