明日は中秋の名月というので、

一日早く、昨夜は満月ちょっと前のお月さまを見て、

秋の夜長(夜中)を楽しみました(笑)

 

 

今回は、前回に引き続き寺村輝夫作品をご紹介します。

寺村輝夫/和歌山静子・絵 「おしゃべりなたまごやき」

 

2012年の文学館での花音朗読コンサートで映像と共に私が朗読させて頂いた絵本です。実はこのお話は長新太さんも絵を描いていますが、今回は和歌山さんの絵でご紹介します。会場には和歌山さんもお越しくださって、サイン会も開かれて、大サービスの王様の絵入りのサインをいただきました。和歌山さんはお話がお上手で楽しくてキュートで、当時ご自分でも朗読のイベントをされているそうで、「遊びに来てね」ととても気さくな方でした。

 

 

寺村輝夫「ぼくはおうさま」展の会場には原画もたくさん展示されていて、文学館と美術館を一緒に楽しめる企画になっていました。

 

 

【お話の内容】

たまごやきが大好きな王様のお話。ある日、鶏小屋から鶏が逃げてしまいます。鶏小屋を開けたのはいったい誰?…犯人は本を読んで確認してくださいね(笑)ヒントは下の写真です!

 

 

 

という楽しいお話です。

 

 

 

 

 

そしてもう一冊、サインを頂いたのは、会場の皆さんと遊びながら朗読をさせていただいた絵本。

 

文・寺村輝夫/絵・和歌山静子/デザイン・杉浦範茂

「あいうえおうさま」

 

【お話の内容】

おうさまのエピソードや動物たちとの触れ合いを「あ」「い」「う」「え」・・・といカルタのように紹介していき、「あいうえお」を自然と楽しく覚えてしまうような(笑)・・・絵本です。

 

 

こちらのサインは王さまが正面を向いています!

「あいうえおうさま」の裏表紙や前回薫さんが紹介していたファイルを思い出す愛らしいおうさまのお顔です。

 

 

 

実は会場には、前回薫さんからもありましたが、ご家族の方が来てくださっていました。さらに、寺村さんの「こまったさんシリーズ」の絵を描かれている永井郁子さんも来てくださっていました。

永井さんは後日、私が担当しているコミュティーラジオにご出演いただいて、お話を伺ったこともありました。永井さんの描く主人公のようにスラっとした笑顔のステキな方でした。

 

 

2012年は本当に贅沢な花音朗読コンサートでした。ゲストの皆さんには本当に感謝の気持ちでいっぱいです。

 

 

寺村さんの王様シリーズは、まだまだたくさんたくさんありますので、秋の夜長、王様と共に過ごしてみてはいかがでしょうか?

 

 

泉 20210920