本日、二冊目の紹介です。

 

2025年 PHP

ネバーランドの向こう側  佐原ひかり

 

≪出版社から≫

文化センターで働く30歳の実日子。実家で何不自由ない生活を送っていたが、両親が交通事故で亡くなり、母方の叔母と同居することに。箱入り娘で、家事ができず、世間知らずな実日子と合理主義の叔母は全く波長が合わず、実日子は人生初めての一人暮らしを決意するが……。新居であるメゾン・ド・ミドリで出会った大学生サイトーくんや声優の新田さん、お見合い相手の椎名さんとの交流の中で、実日子は少しずつ強くなっていく。

 大人になり切れない大人の葛藤と進歩を描く、ハートフルストーリー。

 

 

ずっと「いい子」でいたのに、

どうして「いい大人」になれないんだろう

 

 

私が一人暮らしを始めたころを思い出したり、もう少し若いころ(30歳のころ)に読んでいたら、今の自分とは少しは違っていただろうか?とか・・・私の若かりし頃とは全く違いますが、またまた自分の人生を振り返るきっかけになりました。今は、すっかり年をとって、愚痴っぽくなったり、頑固になってしまったような気がします。どちらかと言えば、お話の中に登場する叔母さんのようです。

 

私は「いつまでも、子供の心を持ち続けたい!」と言っているのに、ぜんぜん素直ではなく子供らしくありません(笑) 

小さなころは「いい子ね~」と言われた気がします。何歳の時に「いい子」ではなくなったのでしょうか?それとも、親にとっては何歳になっても我が子は「いい子」なのでしょうか?

 

「いい大人が!」というの「が!」が付いただけで、いい意味ではなくなりますよね。言葉は面白いです。

 

私は自分の子供には「いい子だ、いい子だ」と言えば「いい子」に育つと思っていたように思います。その結果、我が子たちは「いい大人」に育ったでしょうか?

 

話が自分のことばかりになってしまいました。

 

主人公は「いい子」だった。でも、親が亡くなった時点で「子」ではなく、「大人」になったんだと思います。それが、彼女にとっては30歳だった・・・

 

そういえば、最近、85歳の女性が南極へ行った話↓を読みました。こういう85歳になりたいと思いました。

 

 

今回のお話は、単に悲しいだけでなく、人々の絆や親切によって前向きな気持ちになれました。30歳ぐらいの時に読みたかった~~~

 

今日は2冊ご紹介しました。

お付き合いいただき、ありがとうございました。

 

 

泉 20260615