ホタル、トンボ、タマムシ、カブトムシ達の環境を整えるポイントを現地を観察しながら授業を進めました。止水系のヘイケボタルや様々な種類のトンボが生息するための水深や植物管理の条件を具体的に解説しました。

 

 

タマムシやカミキリムシ達が好んで集まる樹木の配置や方向を現場を観察しながら解説しました。

カブトムシが集まってくる方位や環境の作り方を現地で解説しました。

 

 

 

午後は身近な樹木の生態と同定について野外で実践しました。

 

 

アオスジアゲハが好んで産卵するタブノキ

 

 

ヌルデ(塩の木の意味を紹介しました)

 

土壌環境とヤブソテツ類について防災上の意味について紹介しました。

その他観察した植物はマテバシイ、スダジイ、アカガシ、イヌビワ、アケビ、ミツバアケビ、カモジグサ、イボタ、エノキ。カラスザンショウ、ミズキ、ムラサキシキブ、イヌマキ、アカメガシワ、ニワトコ、クヌギ、ヒノキ、サワラ、アスナロ、ヤブニッケイ、シロダモ、ゼンマイ、ワラビ。ベニシダ、アスカイノデ、モチノキ、ウラシマソウ、ヤエムグラ、トキワツユクサ、ヤマグワでした。

講座では急傾斜地に向かないもの。土丹層に有利に働き斜面崩落を防ぐ樹木なども現地観察しながら解説しました。また、現在の植生状態からみて以前に斜面崩落が発生したことがわかる分析の手法を解説しました。