樹高約20メートル目通り(目の高さの位置の直径)約40センチのケヤキの台切を行いました。

 

ゆっくりと倒すことで周辺樹木にも伐採の影響は出ません。この技はきっと教科書には出てこないと思います。

 

 

炭窯にも影響はありません。

 

 

枝や幹の処理は樹冠側から行います。

 

 

太い枝は玉切りにしてタマムシたちの産卵場所や薪ストーブ用に保管します。

 

 

細い枝は薪ストーブ用の焚き付けに保管します。

 

 

太い幹も玉切りにして一部は昆虫達のゆりかごに。残りは薪ストーブ用です。

 

 

葉ぱはヤギ達が大好物です。

 

作業は1にも2にも安全第一です。ロープワークでの伐採のためのシステム作りは不可欠です。ケヤキは台場切りを行うとかなりの確率で枯れます。枝抜きが最も個体に負担がかからないのですが、大径木となってしまいます。

かのこ環境大学では斜面緑地の保全から台切を行ったいます。台切は木が枯れたりすることはありません。

 

様々な木の生理や生態に興味がある方はかのこ環境大学「身近な樹木」の講座がおすすめです。

ケヤキを台場切りすると何故枯れて、台切は枯れないのかなど全て実践的な講座です。