本日は受講生のお宅の庭で実習させていただきました。使用する道具類はメッシュシートの上にまとめておきます。

メッシュシートでなければならない理由も解説しました。

 

今回の実習は「樹高約8mの柿の木を3mほどに低くして果実収穫」「樹高約7mのユズの果実を手元で収穫」「樹高約5mのモッコクを1mに。樹高約9mのシラカシを1mに」。

その他剪定した枝や幹の処理方法。

対象樹木の重心を移動するシステム。

安全な伐採と作業者の位置どり。

吊るし切りのシステム作り。

施肥の投入の方法。

ホーの使い方。

刈り込みバサミの裏と表の使い方の違い。

根を崩さずに果樹(レモン)の掘り上げ方法でした。

 

対象の柿の木です。脚立の固定方法と角度を解説しました。

 

ハーネスを装着したザイルの使用方法を見学していただきました。

お隣さん宅に一切の枝も落とさない吊るし切りのシステムを解説しながら作業をしました。

枝を落とす順番が大切なことも解説しました。

シラカシやモッコクの伐採、ロープシステム、剪定枝などの処理を実践していただきました。

 

本日手入れした柿は来年から収穫できます。今回は3メートルですが、2年後には約1.5mで収穫可能となります。

 

皆さま本日は大変お疲れ様でした。室内実践と座学。いざ野外となると勝手が違うと思いますが。何よりも大切なのは基礎です。作業の早さは必要ありません。上達すればスピードは勝手についてきます。