「元氣の家/豊川」の現場へ。

2階吹抜上部に「吹抜縁(ふきぬけえん=私の造語)」と呼ぶすのこ床の「キャットウォーク」があります。
↑写真では、隣の吹抜部分には、作業用の足場として、吹抜をふさぐ、仮設の合板がのせてあります。
「キャットウォーク」とは、建築用語で、その名の示すように、「猫が歩く」ような狭くて高い廊下を意味します。
南にある窓の開け閉めや掃除のために、廊下が必要だったのですが、普通の廊下にしてしまうと、せっかくの吹抜の開放感が損なわれ、光や風も入りにくくなります。
そこで、すきまをあけながら、木材をすのこ状態に張った「すのこ床」とし、幅も狭くしているのです。
吹抜を構造的に補強する目的もあります。
吹抜があると、床がある部分に比べると、水平剛性が弱くなるので、一般的には、吹抜のコーナーに、水平かつ斜めに火打ち梁という部材を入れたり、屋根構面を固めたりしますが、その代わりになっているのです。

また、ここは、天気が悪い日の室内物干し場にもなるよう、引出式の物干しワイヤーを設置します。
天気のいい日は、窓外の物干しバー(ヒノキ)に、ふとんをたくさん並べることができます。

ちなみに、この家にはバルコニーがありません。
1階のキッチン南側の外縁(そとえん)に、普段の物干しができるようになっています。
雨が急に降ってきても、大きな軒があるから大丈夫です。
将来は、外縁に何本も立っている、柱と柱の間に、ロール収納式網戸を設置して、網戸で囲まれたテラスにする計画があります。
森が近いので、虫対策が重要です。

吹抜縁に話が戻りますが、吹抜縁の突き当りからロフトに上がれる階段が、これから設置されます。
荷物を持っても、はしごで上り下りするよりも、楽です。
立体的にぐるぐる回れるおもしろい空間になります。
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