こんばんは、kanoanoaこと
ゆっきーです
今回は
前回に引き続き
「新しいコンフォートゾーンを作る」にはどうすればいいか②
『人は自分のコンフォートゾーンの外側のことは見えない』
についてお話ししていきたいと思います
「新しいコンフォートゾーンを作る」にはどうすればいいか?①
については
下記の記事を読んでみてくださいね
早速
『人は自分のコンフォートゾーンの外側のことは見えない』
『自分が見たいもの(世界・情報)しか見えていない』
なぜ なのか
それは・・・
私たちの脳が勝手に
情報の取捨選択をしている から です。
えっ どうして
それは・・・
私たちが見聞きした 膨大な量の情報の全てを
脳が処理しようとしたら
数秒でパンクすると言われています
そのため
私たちの脳はできる限り、少ないエネルギーで
効率的に活動しようとします
省エネ脳 ですね。
その結果、
脳が
「はい、これOKですね!」と
選択した情報だけが残る(見える)ということです
では
脳は どのような基準で情報を取捨選択しているのか
それは・・・
「過去の経験によって重要 だと思った情報」をもとに
取捨選択します
例えば
病院の待合室で
たくさんの人が順番を待っている時に
「時間もかかりそうだから・・・スマホでも見るか」と
見ていたら
突然
「〇〇さん(自分の名前)、診察室へお入りください」と
自分の名前が呼ばれて ハッとする
スマホを見ている間にも
待合室で待っている患者さんの名前は
呼ばれているのに 耳に入ってこない
皆さんもこのような経験がありませんか
騒がしい人混みに中でも
自分の名前を呼ばれたら
なぜか、耳に入ってくる
これは
脳が 自分の名前を重要なものとして
認識しているために聞き取れるのです
(カクテルパーティー効果)
また
省エネ脳は
ある情報や事実が存在するにもかかわらず
自分の認識や価値観の範囲外にあるものを
見落としてしまう・・・
という現象を起こします
例えば
外出中、会社に戻るまでに
「書類をポストに投函したい」と思った時に
突然 街中にある「ポスト」が目に飛び込んできて
「あれこんな所にポスト
があったんだ
」
「あれここにもポスト
がある。いつからあるんだろう
」
というように
以前から、その場所にポストはあったのに(存在していたのに)
脳が「ポスト」を重要なものとして認識していなかった為に
目に入ってこなかったのです
このような感じで
見えているはずなのに(存在しているのに)見えないもの(認識できないもの)
無意識的に見落としてしまう『盲点』
このことを
心理的盲点 スコトーマ(Scotoma)と呼びます
私たちは
省エネ脳の特性により
「過去の経験によりこれは重要です」
という基準で作られたフィルターを通して
通過した情報しか入ってこないということです
存在しているのに 見えないものがあるのです
「ヘぇ〜そうなんだ(なるほど、分かった)」と
今までの私なら ここで終わっていましたが・・・
「過去の経験により重要と感じたこと」
この基準で作られたフィルターを通して
脳が情報を取捨選択している・・・
過去の経験により重要と感じたこと
過去の経験
過去
えっ
私に入ってくる情報って
過去の自分が重要と思ってたこと
すなわち
過去の価値観を基準にして大切なものだけ
見える・認識するってこと
脳の情報を取捨選択するフィルター(基準)を
外すか、変えるかしない限り
新しい情報は(今の自分では見られない・認識できない情報は)
入ってこない(見えない・認識できない)
『自分のコンフォートゾーンの外側のことは見えない』
過去の情報で行動する
同じことの繰り返し
と言うことは・・・
ずっと 過去のままの自分ってこと
えー、マジで
と、ガッカリしてしまったかもしれませんが・・・
それでは
今 見えていない・認識できていないものが
見えるようになり
理想の自分になる為にどうしたらいいのか
このお話は また次回
まとめ
・脳は過去の経験を基に情報を取捨選択している
→『自分のコンフォートゾーンの外側のことは見えない』
・ある情報や事実が存在するにもかかわらず、自分の認識や価値観の範囲外にあるものを見落としてしまう(心理的盲点 スコトーマ(Scotoma))