サンタクローチェ聖堂(フィレンツェ)



私は母とのインナーチャイルドが色濃いです

インナーチャイルドの色濃い人は、母との関係性と同じ事を他人ともやります

小さい頃、母は絶対的な存在、神に近い大きな存在
見捨てられたら生きてはいけないと、本能的に母の言う事をきき、母の言う事は正しいと思い込み

母の意見を優先させ、母を怒らせないように
自分の気持ちを抑えて、母に気に入られるように
母の理想の人物になろうと努力します

母のニーズに応えようと本能的に動きます

結婚すれば、夫との関係性もそうなります

私の夫は優しい夫ではありますが
インナーチャイルドの思い込みで夫を恐れて
夫の望むいい嫁として、家事、子育てをし
家を回さなければ見捨てられると思い込み

夫の言う事は絶対で(表面的には逆らってるつもり
だし、言いたい事も言ってるつもりでも、潜在意識では恐れている)逆らえないし、頼る事もできない

夫の理想とする嫁に、夫のニーズに応えなければ
いけない、そしてそれができないと自分を責める

他にも過去世なども絡みあったりして
夫とはカルマがあり、殺し、殺されという
関係性であったりして
(夫婦は殺し、殺されという関係性のカルマ
 を持っている人が多くて、
 夫を殺してやりたいと思うのは
 普通の事だそうです)


そうなると憎しみも人一倍になり
夫婦であっても、甘えられず、頼れず、恐れを抱いて
服従するしかない、夫といても、ホッとできずに
いい嫁にならなければと疲れるばかりです

綺麗好きな夫は、いつも家が汚いと小言を言い
私は夫が満足する様に片付けたいと思い、私なりにベストを尽くしても、ダメ出しされます

最終的には夫と私の綺麗な部屋と思う状態には
格差があるのだから、仕方ないと思うように
していても、潜在意識では、ニーズに応えないと
見捨てられると思っているので、片付けなければ
片付けなければ、あれもできてない、これもまだだと
自分を追い込みます

ある時夫が、お風呂が汚いと言ったのですが
家では1年に一回だけ、お風呂掃除のプロのハウスクリーニングにたのんでいるのですが、夫が汚いと言った日の前日にクリーニングしてもらっていたので
その事を伝えると

「プロとは思えない仕事ぶりだな」

と夫がダメ出ししたのです


その時、私の中でガラガラと、何かが崩れ落ちるのを
感じました

プロにもダメ出しする夫

そうだったのか

私はいつもそれを求められ、それに応えられず
苦しんでいたんだ

そうだったのかと、もう私のペースでいいと
自分を許せました

そしてこのブログを書きながら
私は幻想の夫を自分で創っていた
マイナスの部分だけにフォーカスし
怖くて、こうるさくて、嫌な夫を
自分で創り出していたと気づきました

いい所もいっぱいあるのに
そこには目を向けれていなかった

自分を許せた瞬間に、そう思えたのです

自分を許すと人を許せるようになるというのは
こういう事なのかなと思いました

許せた今はとても楽だし、気分がいいです
この事はブログに書こうとまとめてるうちに
考えがまとまってきました

何かあった事を書くと気づきに
つながるかもしれません