「原因不明」――それは私の心に重くのしかかり、「お前なんか理解するに当たらない」―そう言われてるように感じた。
現実に、ここに痛みが存在しているのに「わからない」という。
こんなに痛いのに「わからない」という。
もう、自分という存在がわからなくなった。
何でこんなに痛いのにわからないの。どうして?
どこにどうこの怒りを発散したらいいかわからなかった。
怒りだけじゃない。深い、深い悲しみが私を包む。
痛くて苦しくて何故「生きる」ことを選択しているのだろう。何故「生きて」いるのだろう。
……誰が理解してくれる?
誰がわかってくれるというんだ。
やがて、自分の存在を疎ましく思う。
消えてしまいたいと思った。
――原因不明という事実は図らずも、ズルズルと私を深い闇へと引きずり込む。
ズルズル…ズルズル…私は転がるように落ちていく。
「この痛みごと抱えてこの世界から居なくなりたい」
それが唯一、私に残された願いになった。