伊豆高原荘や社会教育会館、区民館等の指定管理者の総合評価が、区民文教委員会で報告されました。

 

各指定管理者の努力もありますが、この評価は大変甘く、多くがAやBが付きます。そんな中、今回「C」が付いている指定管理者がありました。

 

(上の資料参照)

産業会館です。

Cが付いた理由は、‟一部の職員が個人の判断で、利用者のいない夜間に定められた時間よりも早く閉館していた”というものでした。

 

事業者としては‟再発防止策として新たな勤怠システムの導入や配置体制の見直しを講じている”としています。

 

委員会での質問からわかったのは、産業会館は完全予約制で常時利用者あるわけではない。実際、この件でクレームを受けたことはないということでした。

 

対策として、配置体制の見直しとともに運用の見直しも考えてみることも必要だと思います。過去1~2年の利用状況を見て、曜日によって夜間ほぼ利用されていないようでしたら、早く閉館してもよい。人件費や光熱費の節約にもなります。

 

一方で、未利用の時間帯がなくなるよう営業活動に力をいれることが条件となってきますが。

 

いずれにしても産業会館の「総合評価」としては「B(妥当」となっています。なぜならCが1つだけだから…

因みに総合評価の基準は、

 

 A(優良):全てB以上で、かつ複数のAがある。

 B(妥当):Cは1つ以下で、その他はB以上 

 C(課題あり):複数のCがある。 

 D(要改善):Dがある。

 

総合評価の基準も見直す必要があるのではないでしょうか?

 

その他指定管理の評価は中央区のHPで公開されています。