今、こうして福島への視察報告を書いている間に新たな地震が発生しました。

 

気象庁は、8月8日午後4時43分に日向灘で発生した地震に連動して別の巨大地震が起きる可能性が平常時より高まっているとして、「巨大地震注意」の「南海トラフ地震臨時情報」を発表しています。

 

一度災害が起こると復興に長い長い時間がかかります。

避難していた住民が全員帰ってくることは難しく、時が流れるにつれて避難先で子どもたちは成長し新しい生活を選択することが多くなります。コミュニティーの崩壊も災害による悲しい影響の1つです。

 

さて、視察では福島第一原子力発電所があった大熊町から、第2原子力発電所があった「東京電力廃炉資料館」に移動しました。

 

 

東日本大震災は2011年の3月11日に起こりました。

私が区議選に始めて立候補したのは、その年の4月、まさに災害から1か月後のことです、1か月間被災地の状況を見続け、福島原発の悲惨な状況を見続けました。当然私の政策の1丁目1番地は「防災」です。

 

原子力発電所事故の悲惨な記憶と記録を残し、決して原発を再稼働させないことを、この廃炉資料館は訴えています。